然よかせっけんとがばいよか石鹸、使うならどっちがおすすめ?

 

がばいよか石鹸は、然よかせっけんと名前が似ているものの容器も石鹸の色も違い「もしかして類似品?」なんて気になる人も…。

 

買いやすくコスパもよいがばいよか石鹸の効果が、然よかせっけんと変わらないのならこちらの方がお得に感じますよね?

 

そこで、がばいよか石鹸の特徴や然よかせっけんとの違い、洗顔石けんの効果でどちらが優れているのか調べてみました。


 

がばいよか石鹸は然よかせっけんの類似品?

がばいよか石鹸 VS 然よか石鹸

 

長寿の里で販売されている「然よかせっけん」のジャータイプは、丸みのあるフォルムに白い容器が特徴の練り石鹸。

一方、一般的な固形石鹸の形をした「がばいよか石けん」は、石鹸本体は黄色い半透明なので然よかせっけんとは全く異なった容姿です。

 

たしかに、いずれも「よか石けん(よかせっけん)」という名前で似ていますが、名前が似ているだけで配合成分などを見ても、“全くの別物”だと言えるでしょう。

 

 

がばいよか石鹸について

がばいよか石鹸の商品に関する特徴やメリット、デメリットをまとめました。

 

がばいよか石鹸の商品情報

がばいよか石鹸

 

がばいよか石鹸はアスティコスメフリークから販売されている石鹸で、40g(700円)と100g(1,500円)の2種類のサイズを展開しています。

(上記写真は100gで、どちらも専用の泡立てネットが付属していますが、本音をいうと洗顔ネットとしては小さすぎ…。)

 

がばいよか石鹸の全成分

がばいよか石鹸には、洗浄成分の「石鹸素地」をはじめ、肌に潤いを与えながら洗浄効果も期待できる「馬油」そして、肌にも存在する潤い成分「コラーゲン」「ヒアルロン酸」さらに、香りを楽しむ「レモングラス油」で作られています。

 

石鹸の製造は、窯焚き製法で作られた枠練りタイプの手作り石鹸なので、完全無添加の純石鹸と同じく、天然油脂とナトリウムを結合して作られた洗浄成分です。

 

また、原料の98%以上を石鹸素地にする機械練りとは違い、美肌成分が配合されているのは枠練り石鹸ならではの魅力と言えるでしょう。

 

がばいよか石鹸の特徴

がばいよか石鹸のメリット

 

メリット

POINT1

無添加タイプ

がばいよか石鹸は合成界面活性剤や防腐剤、酸化防止剤、合成着色料、合成香料が使用されていない無添加タイプの洗顔石鹸となっています。

 

石鹸素地を使い、枠練りタイプでコラーゲンやヒアルロン酸を配合している石鹸は、天然の香りを厳選して肌への負担を抑えた低刺激な洗ケアにも安心できる成分です。

 

POINT2

ダブル洗顔でメイクも落とせる

公式サイトでは、馬油配合のがばいよか石鹸ならダブル洗顔(2度洗い)をすれば、メイク汚れも落とせると紹介されています。

 

デメリット

POINT3

泡立ちが悪い

がばいよか石鹸はサイズ違いの2種類どちらも洗顔ネットがついていますが、口コミ評判では「泡立ちが悪い」とのコメントも。

 

がばいよかシリーズでは、直接泡で出てくる「がばいよか泡洗顔」(200ml 1,200円)も販売されているので、濃密泡を簡単に作ることを比べれば泡立ちの悪さが気になる人もいます。

 

ちなみに泡で出てくる洗顔フォームタイプのがばいよか泡洗顔は、無添加タイプではありません。

 

POINT4

有効成分は無配合

がばいよか石鹸は、医薬品や医薬部外品とは違う固形石鹸のため、有効成分は配合されていません。

 

そのため、ニキビの予防や肌荒れの抗炎症作用、美白ケアといった直接アプローチする成分は含まれておらず、コラーゲンやヒアルロン酸の保湿ケアがサポートできる石鹸となっています。

 

POINT5

メイク落とし効果は物足りなさも

がばいよか石鹸はダブル洗顔でメイク落とし効果も期待できますが、毎日のメイク落としとしてはおすすめできない場合も…。

(当サイトでは基本的に、油性のメイク落としはクレンジング、水性の肌汚れは洗顔石鹸を推奨しています。)

 

がばいよかシリーズでは馬油に加え、アルガンオイルやホホボオイルも含まれた「がばいよか馬油クレンジングオイル」(200ml 1,300円)が販売されていて、無添加タイプながらも濡れた手で使用でき、保湿ケアも意識したクレンジングオイルです。

 

がばいよか石鹸での2度洗いは「肌がつっぱる」「乾燥しやすい」といった口コミもあり、毎日の化粧落としとしてはダブル洗顔よりも同シリーズのクレンジングオイルとの併用がよいでしょう。

 

 

 

比較!然よかせっけん VS がばいよか石けん

がばいよか石鹸と然よかせっけんは名前が似ている洗顔石鹸ですが、洗顔石鹸の選び方のポイントとして見逃せないことをテーマに、この2つの石けんを徹底対決させました。

 

泡立ち

がばいよか石鹸と然よか石鹸の泡立ち

 

がばいよか石鹸の口コミでは「泡立ちが悪い」「専用ネットを使っても、泡が物足りない」との声もあります。

実際に泡立ててみると、口コミにあった通り泡立てにくく、洗顔ネット内にがばいよか石けんを入れて泡立ててもほとんど泡立ちません

(写真の量を泡立てるのに、10分ぐらいかけて何度も泡立てました…。)

 

一方、然よかせっけんは、定期コースだと非売品の「水素が発生する洗顔ネット」が無料でついてきます。

然りよか石けんだと洗顔ネットはもちろん、ネット不使用の手で泡立てる方法でも濃密なもこもこ泡が作りやすい

 

泡の質をみても、がばいよか石けんは軽くふわふわしていて洗顔するのに物足りないイメージでしたが、然よかせっけんは「汚れを落とす洗浄力」と「肌に負担をかけない洗顔」された吸着性に優れた持続する弾力泡で気持ちのよい洗い上がりです。

 

がばいよか石鹸と然よかせっけん、泡立ちや洗い心地(泡の質)を比較すると「然よかせっけんの完全勝利」と言えるでしょう。

 

有効成分

がばいよか石鹸と然よか石鹸の成分一覧表

 

がばいよか石鹸は有効成分の配合がされていない固形石鹸ですが、然よかせっけんは有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が含まれた医薬部外品の石けんです。

 

炎症を抑える効果が期待できるため、白ニキビのニキビケア効果や肌荒れを抑えるアプローチに役立つでしょう。

 

ニキビ予防やニキビ跡のケアに直接効果はありませんが、洗浄効果による毛穴汚れ対策や肌代謝のサポート面からニキビケア化粧品としても然よかせっけんは人気です。

(赤ニキビや炎症が酷い肌状態には刺激に感じる恐れもあるため、水洗顔の方がおすすめの場合もあります。)

 

その他、配合成分

有効成分以外にも、がばいよか石鹸と然よかせっけんに配合されている成分は大きく違います。

 

がばいよか石けん全成分

石けん素地、レモングラス油、海洋性コラーゲン、ヒアルロン酸配合

 

然よかせっけん全成分

有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム

その他の成分:精製水、水酸化カリウム、濃グリセリン、1,3-ブチレングリコール、黒砂糖、

ケイ酸・ケイ酸アルミニウム焼成物、酸化チタン、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、

ステアリン酸、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、

水溶性コラーゲン液(3)、ローヤルゼリーエキス、アロエエキス(2)、加水分解コンキオリン液、

チャエキス(1)、ウーロン茶エキス配合

 

シンプルな配合成分で考えれば、石鹸素地を中心として作られたがばいよか石鹸がおすすめ。

 

ですが然よかせっけんは、長寿の里が独自開発した技術によりアロエエキスやローヤルゼリー、アミノ酸といった美容成分が60%以上も配合されているのが魅力です。

 

然よかせっけんは、防腐剤や鉱物油、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、エタノールが含まれていない「完然無添加」タイプ。

 

がばいよか石けんは、合成界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤、合成着色料、合成香料を使用していない「無添加」タイプ。

 

シンプルケアを好むか、一歩すすんだ美肌ケアを好むかの違いでおすすめ石鹸は変わりますが、当サイトでは保湿ケアや美肌ケアに役立つのも然よかせっけんをおすすめしています。

 

値段・購入方法

がばいよか石鹸と然よか石鹸の比較

 

がばいよか石鹸はドラッグストアやスーパー、雑貨屋さんといった実店舗での購入が可能

楽天など大手ネット通販での取り扱いもありますが、お店で購入する方が多いようです。

 

一方、然よかせっけんの場合は、長寿の里の直営店販売のみで全国17か所しか店舗がなく、ネット通販での購入が主流

 

では、販売価格を比べて見ましょう。

 

100g 1,500円のがばいよか石鹸と比べると、最安値価格でも88g(毛穴洗浄スペシャルケアセット定期コース 1,800円の然よかせっけんの方が値段的にも高め。

定期便は1回の購入でも停止・休止が可能で継続の縛りがありません。

 

泡立ちや配合成分といったコスパで考えれば、然よかせっけんがおすすめかもしれませんが、値段だけを考えるとがばいよか石鹸に軍配が上がりそうです。

 

 

洗顔石鹸で効果的なのはどっち?

おすすめは然よかせっけん

 

肌質で考えると、乾燥肌や敏感肌の場合、保湿ケアだけでなくバリア機能の強化やターンオーバーの正常化にもアプローチできる然よかせっけんがおすすめ

 

また、ニキビ肌や大人ニキビで悩む人も有効成分が配合された然よかせっけんの方が、より丁寧なケアに取り組めるでしょう。

 

さらに、毛穴の黒ずみや角栓、いちご鼻の対策に取り組みたい人なら、毛穴を押し広げるのではなく火山灰シラスのように毛穴汚れを吸着する洗浄成分はぴったり。

 

このように、肌質改善や肌トラブルのケアで考えるなら、がばいよか石鹸より然よかせっけんの方がよいでしょう。

 

ミニサイズもありネット付きでもリーズナブルな価格、そして買いやすさ…といった取り扱いの便利さでいえば、がばいよか石鹸の方が優れた洗顔石鹸となっています。

 

便利さやコスパを最優先するならがばいよか石鹸ですが、洗顔石鹸の美肌効果で考えるなら然よかせっけんがよいですね!

 

がばいよか石鹸は然よかせっけんと名前がとても似ていますが、類似品ではなく別の商品です。

また、商品のパッケージや石鹸の色、形も違うので「間違えて購入させよう」という悪意は感じられません。

ただ、値段だけでなく洗浄効果や配合成分など幅広い見方で、洗顔料を選んでいくのが大切。

個人的には、然よかせっけんをおすすめしたいですね!

 

然よか石鹸の体験談レビューはこちら