毎日、きちんと洗顔をしているのにニキビや肌荒れ、肌のくすみ…、肌トラブルが解消されずに悩んでいませんか?
もしかすると、洗顔で肌の汚れがきちんと落ちていないのかもしれません!
目次
洗顔石鹸で汚れをきちんと落とせていますか?
毎日のスキンケアの基本となるのは、実は基礎化粧品(化粧水・美容液・乳液)ではなく洗顔。
洗顔の目的は、日常的につく汗や皮脂を含む肌の汚れを落とすことにありますが、きちんと肌の汚れを落としきれないままにしておくと様々な肌トラブルにつながります。
さらに、正しい洗顔をすることで、洗顔後の美容成分が角質層まで浸透しやすくなるので、効果的な年齢肌対策にもつながるでしょう。
以下のような症状がある場合は、洗顔のやり方が間違っているのかも…。
一度、自分の洗顔方法が正しいのか見直してみることをおすすめします。
肌がゴワついている
肌がゴワついているのは、古い角質が肌表面に残って蓄積されているから。
古い角質は皮脂と混ざり合って“角栓”となり毛穴つまりの原因に、そして角栓がたくさんできると肌を触ったときに角栓の凹凸部分でザラザラします。
古い角質はしっかり洗い流さないとツルスベ美肌からは程遠い肌になるだけではなく、ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
肌がくすんで見える
くすみを生じる要因で多いのが、古い角質や毛穴汚れや、肌の新陳代謝が滞ること。
洗顔が十分に行われていないと、肌老化につながって皮膚の新陳代謝が遅れ、結果的にくすみを進行させてしまうでしょう。
また古い角質が蓄積されると“角質肥厚”となり乾燥肌や黒ずみ、美容成分の浸透力低下に繋がります。
このような肌トラブルを招かないためにも、肌に合った洗顔石鹸を使用して、丁寧な洗顔を毎日行うように心掛けましょう。
肌の汚れをしっかり落としてくれるおすすめ洗顔石鹸
当サイトは肌質別、肌トラブル別、目的別と、様々な洗顔石鹸おすすめランキングを作成していますが、もしかすると「どのランキングをチェックすれば迷う~。」という方もいらっしゃるかも?
そこで、口コミなどで多くの肌質の方に評価を得ていて、肌の汚れをしっかり落とすことができる洗顔料を、洗顔石けんタイプと洗顔フォームタイプでそれぞれ1つずつ紹介します。
石けんタイプ おすすめ第1位「VCOマイルドソープ」
セレブが愛用していることから、人気が爆発した“ヴァージンココナッツオイル”を配合したVCOマイルドソープ。
VCOマイルドソープは、皮脂に似た成分のVCOが、肌に必要な皮脂を残したまま不要な汚れのみを洗い流して、ターンオーバーの正常化と肌バリア機能を高めることができるということで人気を集めています。
また、VCOとヒアルロン酸の美容成分が洗顔後の肌を乾燥から守るので、つっぱらずにしっとり仕上がり肌を守ります。
口コミでは、気になる洗顔でシミが薄くなった、肌がふっくらして透明感ある肌になってきたと高く評価されています。
VCOは“効果性”と“肌のやさしさ”を追求して作られた、理想の洗顔石けんと言えるでしょう。
洗顔フォームタイプ おすすめ第1位「泥練洗顔」
汚れや皮脂をしっかり吸着してくれる働きがあることから、洗顔料によく配合されているクレイ(泥)。
泥練洗顔は、そんなクレイの吸着力に注目し、泡洗顔の他に泥パックとしても使えるのが人気理由のひとつ。
「クレイは洗浄力が高いので肌に刺激があるのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、泥練洗顔はマイルド仕様で、キメ細かい粒子が肌に負担をかけることなく毛穴汚れを落としてくれます。
また少量でも泥パックができるため、コスパが良いと口コミでも評判で、集中ケアで毛穴引き締めに効果を発揮してくれるでしょう。
洗顔石鹸の使い方~基本的な洗顔方法
「洗顔をしているのに、顔の汚れが落ちない!」というのであれば、その原因は使用している洗顔石鹸が悪いか、洗顔方法に誤りがあるのかもしれません。
まずは、今お使いの洗顔石鹸で、次のポイントを確認しながら洗顔してみましょう。
(もし基本的な洗顔方法が正しく行われているなら、洗顔石鹸の見直しをしてみましょう。)
ヘアゴムを使用して髪をあげる
髪が長くても短くても、洗顔するときは顔に髪がかからないようにヘアゴムやターバンでしっかりまとめておくのがポイント。
髪の生え際が十分に洗えていなかったり、洗顔の泡が生え際に残っていると、それが肌荒れやニキビの要因になる可能性も…。
また、せっかく洗顔しても、汚れが付着した髪が肌についてしまうと、それも肌トラブルにつながる場合があるので気を付けてください。
泡立てるときに洗顔ネットに含ませた水分量を確認
洗顔石鹸を泡立てる際、洗顔ネットを使用しているという方もいらっしゃるでしょう。
キメが細かい泡が毛穴の汚れを吸着して取り除いてくれるので、洗顔ネットでキメ細かい泡を作ることは正しい洗顔への第一歩と言えます。
【洗顔ネットで濃密弾力泡を作るポイント】
・洗顔ネットを使用してキメ細かな泡を作るコツは、洗顔ネットを濡らしたら一旦、水気を軽く切ってから洗顔石鹸をネットで揉みこむようにしましょう。
(洗顔ネットに含まれる水分量が多いと泡立ちは良いですが、仕上がった洗顔泡は気泡が荒くなります。)
・濃密な泡は、洗顔ネットに空気を中に含ませながら作っていきます。
(軽くおにぎりを作るような形を作り、そこで洗顔ネットを擦り合わせましょう。)
・十分泡立ったら、できた泡の目視できる気泡を手のひらで潰す。
(小さな気泡にすることで、洗顔時の摩擦負担を最小限に、吸着面を広くします。)
ホイップクリームのように角が立つくらいのもちもち泡が理想なので、工夫して質の良い泡を作れるようにしましょう。
なお、使用した後の洗顔ネットをそのまま放置しておくと雑菌が繁殖するもとになるので、泡立てた後は洗い流し、風通しの良い所に下げてきちんと乾かしましょう。
水はNG、ぬるま湯を使用して洗顔しましょう
洗顔は、冷水よりも32℃前後のぬるま湯で行うのが理想です。
なぜなら、毛穴から分泌される皮脂が溶け出すのが30~32℃とされているから。
それよりも熱いと皮脂が落ち過ぎて乾燥肌に傾きますし、肌への刺激になってしまう可能性があります。
また、肌質によっても適している水温は多少の差があり、皮脂がたくさん分泌されているオイリー肌(脂性肌)なら32度よりも少し高めの温度で皮脂を取り除くのがおすすめ。
逆に乾燥肌の場合は、皮脂を取りすぎないように32度よりもやや低めの水温を心掛けると良いでしょう。
弾力泡を滑らすように洗顔
顔は身体の中でも特に皮膚が薄い部位、その中でも目元や口元はデリケートなので洗顔時もなるべく刺激を与えないようにするのがベスト。
直接手で触れないように洗顔するには、クッション代わりになる弾力ある泡が不可欠。
ましてゴシゴシ擦りつけて洗顔するのはもってのほかなので、泡でくるくるマッサージするように洗顔しましょう。
また、を長く置くほど汚れを吸着してくれるので、洗顔はTゾーンなど皮脂分泌が多い部位から、皮脂の分泌が少なくて乾燥しやすいUゾーンの順に洗っていくのが洗顔のコツです。
絶対に洗い残しがないように濯ぐ
たっぷりの濃密弾力泡で洗顔した後は、丁寧なすすぎを心掛けましょう。
汚れた泡を濯ぎ残してしまうと、それが毛穴を塞いだり、古い角質となって蓄積され正常なターンオーバーの妨げの原因になります。
さらに“汚れた泡”は細菌の大好物、細菌の温床となってしまうので肌荒れや炎症を招いてしまうことも…。
特に髪の生え際などは見えづらく、濯ぎ残しの多い部分なので気を付けましょう。
清潔なタオルで優しく拭き取る
洗顔の後は、清潔なタオルでゴシゴシ拭かず、水分を吸い取るように優しく水分を拭き取りましょう。
また、ニキビ肌など炎症を伴う肌状態のときは、菌がタオルに付着する可能性があるので、拭き取るタオルは洗濯した清潔なものに取り替えることをおすすめします。
夏の洗顔方法
オイリー肌(脂性肌)の方でなくても、夏は汗でベタベタするので何度も洗顔して、サッパリしたくなりますよね?
ですが、そこはグッと我慢して、毎日の洗顔は朝晩2回に留めておくのがおすすめ。
なぜなら、何度も洗顔をしてしまうと肌に必要な皮脂まで洗い流すので、結果的に不足した皮脂を補うため皮脂が過剰分泌されてしまう可能性があるから。
汗や皮脂が気になる場合は、洗顔回数を増やすのではなく、タオルなどで汗を拭き取るようにしましょう。
冬の洗顔方法
冬の乾燥するシーズンは、洗顔の時間をなるべく短縮するのが肌に優しい洗顔ポイント。
どんなに優しい洗顔を心がけても、皮脂が洗い流されるので肌の潤いはいくらか失われてしまいます。
しかし、丁寧な洗顔を心掛けるあまり、時間をかけて洗ってしまうとどんどん皮脂は洗い流されて肌は乾燥した状態に…。
汗をあまりかいていない日やノーメイクで過ごした日などは、意識的に洗顔に費やす時間や洗い方を変えて乾燥肌対策するのも美肌を保つ美容法になるでしょう。
肌の汚れは毛穴の黒ずみ・角栓トラブルにつながる
鏡を見るたびに気になる毛穴の黒いポツポツ…、特に鼻のアタマなどは目立つので、悩ましい限りです。
そもそも、なぜ毛穴は黒ずみになってしまうのでしょうか?
分泌された皮脂や肌に蓄積された古い角質が混ざって角栓ができ、この角栓が黒く酸化することでブツブツ毛穴になります。
黒ずんだ角栓はしっかり毛穴を塞いでしまうため、洗顔後に化粧水や美容液で良質な保湿成分や美容成分を角質層まで届けようとしても、浸透しにくい肌状態になっています。
健やかな美肌をキープするためにも、しつこい角栓はしっかり洗顔で落としていくスキンケアをしましょう。
そのために選びたい洗顔石鹸は、濃密な泡で毛穴の奥底の汚れまで吸着してくれるものや、抗酸化作用によって毛穴の黒ずみを予防してくれる商品。
毛穴ケアに注目した商品のパッケージには、どのようなメカニズムで角栓を改善するかのメカニズムを説明しているものも多いため、参考にすると良いでしょう。
その肌の汚れ、石けんカスかもしれません!
石けんカスは、洗顔したときに石鹸と水が結合することによって生じます。
普通に見ただけではわからない程の細かい粒子ですが、丁寧にすすぎをしないと、石けんカスが肌についているままになっていることも…。
洗顔後に「肌がつっぱるな」と感じるのは3つの要因が考えられます。
それは、①洗顔で必要な皮脂も洗い流している、②肌がアルカリ性に傾いて弱酸性に戻ろうと活性化している、③石けんカスが肌に貼り付いている、の3つです。
同じく、洗顔後に「ちょっと肌にぬめりがあるな…。」という仕上がりは、石けんカスが肌表面に残っているからかも…。
肌の表面に留まった石けんカスは毛穴を塞ぐ要因となり、くすみや肌荒れ・ニキビにつながる場合もあるので、すすぎは丁寧に行いましょう。
洗顔石けんよりも洗顔フォームの方がしっかり汚れが落ちるって本当?
洗顔料は “固形石けん”と“洗顔フォーム”の2種類のシェアのほとんどを占めています。
(洗顔料を使用していると答えた約83%もの方が、固形石けんタイプと洗顔フォームを使用しています。)
この2種類の洗顔料で区別しやすいポイントは合成界面活性剤の配合量だと言えるでしょう。
一般的に、洗顔フォームには、洗浄力や泡立ち、さらには洗い上がりのしっとり感を出すために合成界面活性剤が固形石けんよりも多く配合されています。
合成界面活性剤配合の洗顔フォームは、洗浄力が強いので肌汚れを残さず落とすことができますが、反面、肌バリアを維持するのに必要な皮脂までも洗い落とし、さらに角質層に入り込み肌内部の水分を逃してしまうことも…。
ただし、この“洗浄力の強さ”が「洗顔石けんよりも洗顔フォームの方がしっかり汚れが落ちる」と思わせているのかもしれませんね?
(その点洗顔石けんは、“脂肪酸ナトリウム”や“脂肪酸カリウム”などの天然由来の洗浄成分が肌に優しく肌の汚れを洗い落とします。)
肌への負担を考えると、合成界面活性剤の配合量が少ない固形石けんの方が安心して使えるでしょう。
以前は「洗顔石けんだと汚れが落ちないのでは?」というイメージも多かったかもしれませんが、今はそんなことはありません。
アロエや緑茶エキスなど天然成分を配合し、洗浄力を高めつつ肌に優しい固形石けんタイプの洗顔料がたくさん販売されているので、自分の肌質に合った配合成分を見極め、比較検討してみてください。
どうしても肌にゴワつきがあるときはピーリング石鹸がおすすめ
ここまで、肌の汚れを洗顔できちんと落とすための対策方法をいろいろご紹介してきましたが、一度蓄積されてしまった角質や肌奥底の汚れを完全にきれいにするのは、それなりに時間がかかります。
どうしても改善されない肌のゴワつきには、ピーリング石鹸を試してみましょう。
ケミカルピーリングが簡単に自宅で行うことができるピーリング石鹸は、配合されている酸のパワーで蓄積された古い角質を剥がし、ターンオーバーを正常に整えてくれるメリットがあります。
商品の特徴や自分の肌悩みによって使う頻度は異なってきますが、正しく使えば肌のゴワつきはもちろん、肌のくすみ改善やニキビケアにも効果を発揮してくれるでしょう。
肌を覆ってしまった汚れをピーリング効果で一掃し、また正しいスキンケアを積み重ねて美肌に磨きをかけてみてください。
正しい洗顔石鹸選びと、基本的な洗顔方法を身につけることができれば、肌の汚れをきちんと洗い流せます。
肌の汚れ(古い角質も含む)を取り除くことができれば透明感のある理想的な肌に近づくことはもちろん、肌トラブルの予防にもつながるでしょう。
【肌トラブル、ひとりで悩まないでください!】
コメントには、自由なご意見をお待ちしております。
もし肌トラブルに悩んでいる方で、「より詳細な話を聞いてみたい。」というのであれば、ぜひお聞かせください。
以下はスキンケアアドバイザーとして、意見を求められたときにお聞きしていることです。
もちろん全てに回答していただく必要はありませんが、現状を知ることでより的確なアドバイスができるかもしれません。
質問事項
①悩んでいる肌トラブルは何ですか?
②目標(いつまでに、どうなりたい)
③いつから悩んでいるか?そのきっかけはあるか?
④ポイントメイク落とし
使用している商品、お手入れの強さ、コットンの使用有無など
⑤クレンジング方法
使用している商品、お手入れの強さや時間、洗う順序
⑥洗顔方法
使用している商品、お手入れの強さや時間、洗う順序
⑦化粧水
使用している商品、量、お手入れ方法(コットンやハンドプレス)
⑧美容液・乳液・クリーム
使用している商品、量
⑨日焼け止め
使用している商品、SPF、PA、量
⑩朝と夜のスキンケア
朝と夜のスキンケアで異なる点があれば
⑪ライフスタイル
・睡眠
・ストレス有無
・生活環境(冷房の有無・窓際での活動など)
・水分補給
・便通
・嗜好品(お酒や喫煙など)
・外での活動時間
・病歴
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