天然素材でシミ・しわを改善するなら米ぬか洗顔料がおすすめ

人気洗顔石鹸ランキングサイトでは、売れ筋の商品が数多く紹介されていますが、実は洗顔石鹸だけでなく食材を洗顔料として使えるのを知っていましたか？
中でも、米ぬかを使った洗顔はシミやしわを改善するのに優れた効果を発揮できるのに加え、安心の天然素材なので肌質を問わず人気を集めています。
米ぬか洗顔料がもたらす美肌効果や洗顔方法について調べてみると、気をつけたい注意点も見えてきました。

あの米ぬかが洗顔料として使える？その美容効果とは

米ぬかは本来、米の精白で出る粉ですが栄養価が高く、健康志向の人には食品としても活用されていました。
とは言え、その栄養素も去ることながら、美容効果にも良いアプローチができるとして、米ぬかを配合した化粧品も今では販売されています。

中でも、自分で米ぬかを購入しオリジナルの洗顔料を使うのがトレンドで、無添加食品の米ぬかを天然素材の洗顔料として愛用する人が増加中です。
では、そんな人気の天然成分“米ぬか”には、どのような成分が含まれているのでしょうか？

y-オリザール

美容効果について調べてみると、米ぬかの成分に含まれる「y-オリザール」は、お肌のサビとも言われる酸化を防ぐ抗酸化作用があり、アンチエイジング対策として有効と言えるでしょう。
加えて、紫外線やメラニン色素の過剰生成を防いだりキメを整える作用があるため、シミやそばかす改善にも良いサポートとなってくれます。

米ぬかセラミド

そして、米ぬかに含まれる「米ぬかセラミド」は私達お肌の潤い成分にも欠かせないもので、肌荒れの修復やバリア機能の向上、保湿作用として働くセラミドと同じようにアプローチをしてくれる成分。
まさに、天然素材の保湿成分と呼べるので、特に敏感肌や混合肌、アトピー肌の人の乾燥対策におすすめです。

ビタミンB、E群

また、「ビタミンB、E群」の含有量が高いのも米ぬかの特徴で、これらの栄養素は代謝を高めるためターンオーバーの補助に役立ってくれます。
米ぬかに含まれるビタミン群でターンオーバーが正常に働けば、くすみやしわ、肌のごわつきを改善する効果に期待できます。

このように、米ぬかには美容成分として優れた効果を発揮できるものが多く、実際にシミ対策や紫外線対策としてスキンケアはもちろん、洗顔石鹸や洗顔フォームでも使われている成分なのです。

米ぬか洗顔方法は２種類「溶かして顔を洗う」「ぬか袋を使って洗顔」

米ぬかの洗顔方法は２種類あり、米ぬかを水で溶かして直接洗っていく方法と、ぬか袋を使って洗顔していくタイプがあります。

溶かして顔を洗う洗顔方法

米ぬかをスプーンで１～２杯程度手にとり、少しずつ水を加えてペースト状にしていき、優しく擦りながら洗顔をします。
米ぬかのザラザラ感がスクラブ洗顔と同じような働きを持つので、毛穴の奥まで汚れを落としだけでなく、血流促進のマッサージとしても有効です。
オイリー肌の人のベタつき改善や、乾燥肌によるごわつき解消に役立ちますが、洗顔後は丁寧に保湿ケアをしてあげましょう。

ぬか袋を使って洗顔

現在、炎症しているニキビ肌の人や敏感肌の人でスクラブ洗顔が難しい場合は、ぬか袋を使うのがおすすめです。
綿やガーゼなど、コットン素材の小さな巾着袋を用意し、中に米ぬかを入れて肌を擦っていきます。
特に刺激に弱い人は、ぬるま湯で揉み込んだ米ぬかの汁で洗顔するのも良い方法です。
（ぬか袋の米ぬかは洗顔をする度に処分をして、新しい米ぬかと交換をしてください。）

もちろん、上記の方法以外にも米ぬかを主成分とした洗顔石鹸を利用することで、米ぬかを入手しにくい人や手軽に米ぬか洗顔を行いたい人にも米ぬか洗顔法が可能になります。
（私自身、米ぬか洗顔料“紫紺乃米”を購入して使用し体験談レビューをしています。）

米ぬか洗顔は安心安全とは言えない？気をつけたい注意点と使い方

米ぬか洗顔は、重曹を使った重曹洗顔や炭酸水を使った炭酸洗顔などと同じように、天然素材のため安心して使える洗顔法と言えます。
とは言え、保存料や添加物、化学物質が入っていない反面、無添加タイプの米ぬか洗顔だからこそ、衛生面や取り扱いは自分で対応していかなければいけません。

中でも、米ぬか洗顔はスクラブ洗顔と似たタイプのため、まずは週に１度程度のスペシャルケアとして使っていき、洗顔後は洗面器やぬか袋、タオルもきちんと洗い清潔にしていきましょう。