格安コスメダヴの洗顔シリーズをスキンケアアドバイザーが使ってみたら…

 

プチプラで種類も多く、CMなどでよく知られていることから常に一定の人気を誇るユニリーバのDove(ダヴ)シリーズ。

今回はそんなダヴの洗顔料に着目し、それぞれの特徴や肌タイプ別の口コミを紹介します。

 

「ダヴははたして本当に優れた洗顔料なのか?」、「本当に肌のためになる洗顔料とはなんなのか?」ということをみていきましょう。

 

Dove(ダヴ)の固形タイプシリーズ

ユニリーバ ダヴの固形タイプシリーズには、「ビューティクリームバーホワイト」と「ビューティクリームバーセンシティブマイルド」の2つがあります。

ここではこれら2つの製品について詳しくお話ししていきましょう。

 

ユニリーバ ビューティバーシリーズとは

ユニリーバ ビューティバーシリーズ

 

ユニリーバ ダヴの固形タイプシリーズは見た目こそ石鹸ですが、石けん素地を含んでいないため、石鹸ではありません

構成成分のうち1/4を潤い成分のモイスチャークリームが占めていることから、ユニリーバでは「ビューティクリームバー」と位置づけている中性固形洗浄料となります。

 

モイスチャークリームが1/4も配合されているので、毎日の洗顔でたっぷりのうるおい成分を角質層に届けることで、しっとりなめらかな肌へと仕上げてくれるでしょう。

実際、口コミを確認すると多くの乾燥肌の方から多くのコメントが寄せられていました。

 

加えて、ビューティクリームバーは中性固形洗浄料なのでアルカリ性石鹸と比べると肌へのつっぱり感が少なく、敏感肌などアルカリ性石鹸が使用できない肌質の方にもおすすめです。

石鹸ではないので、石鹸カスが肌に残って刺激になることがないのも、ひとつの魅力でしょう。

 

大手口コミサイトの@cosmeを確認すると、ダヴのビューティクリームバーシリーズは洗顔料として分類されていますが、ユニリーバの公式サイトで確認すると、実は洗顔石鹸ではなく全身洗い用の洗浄料だと紹介されています。

といっても、「肌に優しい処方なので全身くまなく使用できる」と、多くの方が洗顔料を兼ねて使用しているようですね。

 

たったひとつの洗浄料で、顔もボディも洗い上げることができるのも、ビューティバーシリーズの特徴だと言えるかもしれません。

 

ビューティクリームバーホワイト

ビューティクリームバーホワイト

 

ユニリーバのダヴ ビューティバーシリーズのベーシック商品。

配合されたモイスチャークリームが乾燥肌を優しくケア、顔を含む全身の洗浄に使用できます

なめらかな洗い上がりや肌のうるおいを実感できると、口コミでも高い評価です。

 

販売価格

95g(2個入り)で300円前後

95g(6個入り)で700円前後

※販売店舗によって異なります。

 

ビューティクリームバー センシティブマイルド

ビューティクリームバー センシティブマイルド

 

ユニリーバのダヴ ビューティクリームバーシリーズの中で、もっとも人気を誇るのがこちらセンシティブマイルド。

無添加、無香料で敏感肌やアトピー肌の方でも安心して使用できるスキンケア商品で、普通肌、乾燥肌、ニキビ肌などさまざまな肌トラブルを抱えている方から高評価を得ています。

 

ダヴ ビューティクリームバーシリーズの商品情報

95g(2個入り)で300円前後

95g(6個入り)で700円前後

※販売店舗によって異なります。

 

販売価格だけを見ると、ビューティクリームバーホワイトと価格や内容量で差はありませんが、センシティブマイルドの最大の特徴は、皮膚アレルギーテスト済みであること。

(皮膚アレルギーテスト済みですが、すべてのアレルギー反応に対応しているというわけではありません。

詳細を知りたい方は、メーカーに確認してみましょう。)

 

処方そのものも低刺激なので敏感肌の方だけではなく、季節の変わり目やホルモンバランスを崩して一時的に肌が不安定になっている方にもおすすめです。

ビューティクリームバーホワイトと同じ価格・容量で、肌への安全性が高められたスキンケア商品ですから、より人気が高いのも納得ですね。

 

ビューティ クリームバーセンシティブマイルドの体験談レビュー

ビューティ クリームバーセンシティブマイルドのパッケージ

 

ダヴの洗顔料の中でも注目されている、固形タイプでかつ、敏感肌の方でも安心して使用できると公式サイトで紹介されている「ビューティ クリームバーセンシティブマイルド」を購入、実際に使用して体験談レビューしていきます。

 

ビューティ クリームバーセンシティブマイルドのテクスチャー

ビューティ クリームバーセンシティブマイルドの石けん本体

 

まずビューティ クリームバーセンシティブマイルドの香りですが、正直「よい香り」はしません。

石鹸特有の甘い香りではなく、小麦粉や片栗粉を水に溶かしたような粉っぽい香りがしました。

 

石けん本体はしっとりしており、重みもずっしり。長持ちしそうな印象を受けました。

(現在使用中なのですが、洗顔のみだと2か月は余裕でもちそうです。)

 

ビューティ クリームバーセンシティブマイルドの泡立ち

ビューティ クリームバーセンシティブマイルドの石けんの

 

洗顔専用の石けんではありませんが、洗顔ネットを使用することで気泡が小さいキメ細やかな泡が仕上がります。

弾力があるというよりはふわふわと軽く、でもしっとり保湿力はありそう。

 

実際に洗顔をしてみると泡が軽いからか少し物足りない感じで、洗い流すとぬめりが残るのでいつもより2~3回多くすすぎました

 

洗顔直後は肌がしっとりと仕上がっていますが、5~6分すると目元がややつっぱってきます

いつもよりも「すすぐ」回数が多いので、皮脂を多めに落としてしまっている可能性も考えられるでしょう。

 

ビューティ クリームバー センシティブマイルドを半分使用した今でも、とくに目立った美肌効果は感じられません

顔にも使うことができるとはいえ元は全身洗い向けに開発されている石けんですから、洗顔石鹸としては「物足りない」という感じでしょうか。

 

ビューティ クリームバー センシティブマイルドの口コミ

普通肌の人の口コミ

・薄いメイク程度ならしっかり落ちるのに、ぴりぴりしないしつっぱり感もない

・特別何か秀でたところがあるというわけでもないし、可もなく不可もなくといった感じだけれど、安心して使用できるアイテムです。

 

乾燥肌の人の口コミ

・もっちりした泡が作れて、しっとりした洗い上がり。

・まったく乾燥しないというわけではないけれど、いつも通りのスキンケアをすれば自分が乾燥肌だということを忘れられるくらい潤う

洗い終わった後のつっぱり感がほとんどなくて、石鹸ではないというのも納得

 

敏感肌の人の口コミ

・敏感肌向けアイテムだけれど、使用してみてもとくに問題はなかった

少しヌルヌルして洗い流すのに時間がかかるような。しっかり洗い流せば、比較的さっぱりして気持ちがいいです。

 

アトピー肌の人の口コミ

・肌にしみる洗顔料が多い中、センシティブマイルドはほとんどそれがなかった。

・症状を悪化させることがないので、リピート使い中。ただし、症状を改善させるというわけではなく、症状が酷い場合は念のため使用を避けています。

 

ニキビや肌荒れに悩んでいる人の口コミ

・泡立ちがよくもちもちの泡になるので、ニキビがあるときなどは洗顔の際の摩擦が少なくて嬉しい。

・乾燥がケアされると肌荒れも落ち着き、赤みなども軽減する気がする。

場合によっては少しだけピリピリすることがあるので、そういう時は使用しない。

 

悪い口コミ

潤うというよりぬるつきを感じ、洗い流すのが大変。

・わずかに原料臭のようなものがして、苦手な人にとっては継続使用が難しいかもしれない。

肌の状態によっては洗い終わった後に乾燥を感じることもある

 

同じ肌タイプでも、感じ方には多少の違いがあるようですが、肌質は人それぞれ異なるものですから、それも当然でしょう。

 

口コミを総合すると、やはり乾燥肌や敏感肌の人に向いている商品なのかなという印象。

しかし、肌が極度に弱っているときは異常が見られるときは、肌の様子を見つつ、場合によっては使用を避けた方がいいかもしれません。

 

 

Dove(ダヴ)の洗顔フォームシリーズ

ダヴの洗顔フォームシリーズには、肌質や目的に合わせて5つのシリーズがあります。

ここではそれぞれの特徴を、見ていきましょう。

 

ダヴ 洗顔フォームシリーズの商品情報

130gで300~500円前後

※販売店舗によって異なります。

 

ディープピュア洗顔料

ディープピュア洗顔料

 

ダヴ 洗顔フォームシリーズの中でも、毛穴ケアに優れているオイリー肌や混合肌の人向けのおすすめ商品

毛穴の奥の汚れや皮脂をきちんと洗い流して、気になるテカリやべたつきをすっきりオフしてくれます。

また、スクラブよりも小さいマイクロパフが肌を滑らかに整える役割を果たし、すべすべ素肌へ導いてくれるでしょう。

 

フレッシュ洗顔料

フレッシュ洗顔料

 

さわやかなマンダリンオレンジの香りで気分をリフレッシュしてくれるだけでなく、皮脂汚れやべたつきをさっぱり洗い流しつつみずみずしい肌へと導いてくれるフレッシュ洗顔料。

洗顔タイムで気持ちを盛り上げたい方や、すっきりした気分になりたい夏の暑い時期にはぴったりです。

 

センシティブマイルド洗顔料

センシティブマイルド洗顔料

 

ビューティバーシリーズ センシティブマイルドの洗顔フォームバージョンとなる、アレルギーテスト済みの低刺激処方洗顔料

無着色パラベンフリーの肌に優しい洗浄力が特徴の洗顔料です。

 

クリアリニュー洗顔料

クリアリニュー洗顔料

 

角質クリアビーズを配合し、角質ケアに特化した洗顔料。

古い角質をオフすることで気になるくすみを改善し、明るく透明感のある肌に導いてくれます。

もちろん、洗顔後の肌をサポートする潤い成分もしっかり配合されいるので、角質ケアをしても肌を乾燥させる心配はありません。

 

ビューティーモイスチャー洗顔料

ビューティーモイスチャー洗顔料

 

ダヴ 洗顔フォームシリーズの中でも、乾燥肌や普通肌の人向けのおすすめ商品

肌汚れをしっかり落としながらも、肌に必要な油性成分は洗い落とさずにしっかりキープしてくれます。

さらに、保湿成分と整肌成分が配合されているので、肌のキメを整え健やかで美しい肌の実現を叶えてくれるでしょう。

 

ダヴ 洗顔フォームシリーズでは、このビューティーモイスチャーが一番の人気商品です。

潤い美容液のニュートリアムモイスチャーを配合することで、肌の奥、角質層まで潤いを浸透させることが可能になりしました。

 

また、合成界面活性剤の配合量が多く、さっぱりとした洗い上がりも特徴のひとつです。

ただし、アルカリ性洗顔料なので、中性固形洗浄料のビューティバーシリーズと比べると肌につっぱり感を覚えるかもしれません。

 

ビューティーモイスチャー洗顔料の口コミ

普通肌の人の口コミ

・泡立ちがよくてさっぱりした洗い上がりで、コスパもかなりいいです。

・泡切れがよく、毛穴の汚れもスッキリ落ちました。

・洗い終わった後肌を触るとツルツル肌になりましたが、時々つっぱることもあります。

 

乾燥肌の人の口コミ

洗い上がりは適度にさっぱりしますがしっとり感もあるので、肌のつっぱりはほとんど感じません。

・気持ちよく洗い上げることができ、肌がしっとりモチモチになりました。

・特別潤うというわけではないけれど、つっぱり感がないので安心して使えます

 

オイリー肌(脂性肌)の人の口コミ

あまり洗浄力が強くないように思えて、物足りません

・泡切れはいいけれど、さっぱり・すっきり感を求める人には向いていない気がします。

・美容液成分が肌に残るような感じがする。乾燥肌向けだなと感じました

 

アトピー肌の人の口コミ

・べたつきが気になる部分はすっきりし、乾燥が気になる部分はしっとりします。

症状が出ているときは、少しだけつっぱる感じがしました

・アトピー肌特有のカサカサ感が軽減して、症状が和らいだように感じます。

 

敏感肌の人の口コミ

すすいでもしっとり感が残って、肌に潤を感じます。

・あまり潤いが残る気はしないけど洗い上がりはさっぱりして気持ちいいですし、いつも通りにスキンケアしても問題ありません。

・安価な洗顔料だと肌が荒れてしまうけどダヴは安いのに赤みも痒みも出ず、安心して使用できるので今後もリピートします。

 

悪い口コミ

泡切れはいいが、そのぶん泡がゆるめでキメが粗く、ヘタりやすいです。

・洗顔後に肌がつっぱることはないけど、使い続けるうちに肌が乾燥気味になってしまいました。

・普通肌で普段ほとんどトラブルはありませんが、ダヴを使うと肌がピリピリして刺激を感じます。

 

さっぱり感としっとり感のバランスのよさを評価する声が多い中、悪い口コミの大半は泡立ちに関することでした。

ネットを使ってもなかなかもっちりとした泡にはならないというのは、この洗顔料の最大の弱点かもしれません。

 

しっとり感とさっぱり感を併せもつビューティーモイスチャー。

乾燥肌と普通肌の方に向いている商品ですが、肌の状態は些細なことで変わりやすく、ある日突然、今まで相性がよかったものでも肌に合わなくなることがあります。

時々つっぱることがあるという口コミも、ちょっとした肌の不調が原因かもしれませんね。

 

 

Dove(ダヴ)の泡洗顔シリーズ

ユニリーバ ダヴの泡洗顔シリーズは、泡立てなくても容器から泡の状態で出てくる便利な泡洗顔シリーズで、肌質に合わせて3つのシリーズがあります。

 

ダヴ 泡洗顔シリーズの商品情報

160mlで700円前後

※販売店舗によって異なります。

 

クリアリニュー クリーミー泡洗顔料

クリアリニュー クリーミー泡洗顔料

 

くすみをオフするクリア成分が配合されており、古い角質のケアに力を発揮します。

また、ふんわりクリーミーな泡が持続し、潤い美容液成分によって肌を明るく滑らかに整えてくれる洗顔料です。

 

ディープピュア クリーミー泡洗顔料

ディープピュア クリーミー泡洗顔料

 

オイリー肌や混合肌の人に向いているアイテム

皮脂クリア成分がしっかり汚れを落とすため、不快なTゾーンのテカリはもちろん毛穴の黒ずみも解決します。

くり返すニキビやいちご鼻に悩んでいる人の手助けにもなるでしょう。

 

ビューティモイスチャー クリーミー泡洗顔料

ビューティモイスチャー クリーミー泡洗顔

 

ダヴ史上最高の弾力泡が効率よく汚れを洗い落とします。

同時に、潤い美容液がしっとりとした洗い上がりを約束し、なめらかと弾む肌へと導くでしょう。

普通肌はもちろん、乾燥肌や脂性肌の方にもおすすめできるスキンケア商品です。

 

当サイトでは泡洗顔料をおすすめしていません

当サイトでは、肌に負担のない濃密で弾力のある泡を作れる洗顔石鹸と、一部の洗顔フォームをおすすめしていますが、泡洗顔料はおすすめしていません。

 

たしかに泡洗顔料はあらかじめ泡のまま出てくるので泡立てる手間がなく便利ですが、『最初から泡で出てくる』ということは、洗浄剤の濃度が薄いということを意味していることをご存知でしたか?

 

洗浄剤は水分が無ければ泡立ちません。

つまり、泡洗顔料はあらかじめ水分によって薄められた洗浄剤であることが考えられます。

とはいっても、洗浄力まで薄めるわけにはいけないため、泡洗顔料はとくに洗浄力の強い合成界面活性剤が配合されていることが多く、肌に刺激をもたらすリスクも高くなるでしょう。

 

加えて、薄められてバシャバシャな分、泡洗顔料は消費速度が速いという点も無視できません。

特殊な容器形状から価格も高くなりやすく、これはダヴにおいても顕著に見られます。

消費速度がはやい上に価格が高い…、つまりコスパが悪い泡洗顔料は、肌に負担になる可能性を差し引いても、あまりおすすめできないのです。

 

また、泡洗顔料の口コミには、泡がシャワシャワしていて軽く、物足りなさを指摘するコメントがいくつもあります。

もっちりした弾力泡でしっかり洗顔をしたい場合は、洗顔石鹸や洗顔フォームを選ぶのが賢い選択だといえるでしょう。

 

 

ダヴブランドをおすすめできない肌質

乾燥肌・敏感肌・ニキビ肌の人は避けるのが無難

 

ユニバースのダブブランド(洗顔料)がおすすめできない肌質、肌タイプはあるのでしょうか?

 

ダヴシリーズは固形タイプも含めて、洗顔石鹸ではありません

実際に固形タイプのビューティバーシリーズ2商品を見ても、原材料に石鹸素地の記載はなく、その洗浄力が合成界面活性剤によるものだとわかります。

 

洗顔フォームや泡洗顔料の原料となる合成界面活性剤は、石油成分や植物原料などを化学的に合成したもので、使用感のよさや強い洗浄力が特徴。

 

メリットもあるものの、その洗浄力の強さから本来必要な皮脂まで洗い流してしまうというデメリットもあり、潤いが必要な敏感肌、乾燥肌、ニキビ肌の方は避けたほうが無難でしょう。

(各シリーズの中には乾燥肌や敏感肌向けの商品もありますが、私個人の意見ではダヴをおすすめしません。)

 

 

肌に優しく保湿力が優れた洗顔石鹸

口コミサイトを見てみると、ダヴブランドの洗顔料を選ぶ愛用者や購入者の方は、「保湿力」や「肌への優しさ」を求めている傾向があるようですね。

しかし、当サイトでは保湿性や低刺激を求める人にこそ、洗顔石鹸を選んでほしいと考えています。

 

アルカリ性と酸性の関係イメージ図

 

洗顔石鹸の最大の特徴は、アルカリ性であること。

肌は本来弱酸性なので、同じく弱酸性の洗顔料のほうが肌にはメリットが多いと思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません

 

「弱酸性の肌にアルカリ性の洗顔料を使用してもいいの?」と不安になるかもしれませんが、洗顔料は必ず水で洗い流しますよね?

この時使う水は、当然ながら中性なので、洗顔料が弱酸性であろうとアルカリ性であろうと、水で洗い流せば肌表面はほとんど中性になるのです。

 

さらに、洗顔石鹸の場合、石鹸カスが多少肌に残ることもあります。

肌は中性から本来の弱酸性に戻ろうとして『中和能』を働かせますが、この時、肌にアルカリ性の石鹸カスが残っていることでより強い作用を得ることになるので、洗顔フォームに比べて肌がつっぱるように感じることが多いでしょう。

 

アルカリ性石けんのメリット(中和能)

 

つっぱり感を不快に感じる方もいるかもしれませんが、中和能が起こるのは肌にとって悪いことではありません。

 

中和能は肌が本来持っている力のひとつであり、積極的に働かせることで肌を活性化することにつながります。

とくに、弱アルカリ性の洗顔フォームばかり使用していた人はこの中和能が衰えていることが多く、肌の力を底上げするためにもアルカリ性の洗顔石鹸は有効だといえるでしょう。

 

「肌に石鹸カスが残るなんて、肌にとって刺激になるのでは?」

そう感じる人もいるかもしれませんが、安心してください!

 

わずかに残った石鹸カスも、やがて肌の常在菌によって分解(中和能の一種)され、消えてなくなります

むしろいつまでも肌に残って刺激になるのは合成界面活性剤の方であり、そういった意味で洗顔石鹸は洗顔フォームよりも低刺激だと言えるのです。

 

また、アルカリ性の洗顔石鹸は弱酸性の皮脂と結びつきやすく、その分高い洗浄力が期待できます

つまり、べたつきや毛穴の黒ずみに悩んでいるオイリー肌の人にはぴったり

当然、必要な皮脂まで洗い落としてしまうという懸念は残りますが、これは保湿成分が配合された洗顔石鹸を選ぶことで解決するでしょう。

(製造過程によっては保湿性の高いグリセリンを保持したままの石けんが仕上がることも、洗顔石鹸をおすすめする理由のひとつです。)

 

おすすめ洗顔石鹸「然よかせっけん」

然(しかり)よかせっけん(旧:つかってみんしゃいよか石けん)

 

低刺激であることと優れた保湿力を求めるなら、「然よかせっけん」がおすすめです。

然よかせっけんのおすすめポイントは3つ。

 

POINT1

ポイント1

天然ミネラルをたっぷり含んだシリカと弾力性のある密着泡で、肌に刺激を与えることなく肌の汚れを徹底的に吸着除去してくれます。

 

POINT2

ポイント2

洗浄成分のベースとなる脂肪酸にこだわりコラーゲンやローヤルゼリーなどの優秀な保湿成分を配合、洗顔後に肌が乾燥するのを防ぎます。

 

POINT3

ポイント3

手間暇かけた枠練り製法によって豊富な水分と美容成分を石けん成分の60%以上も配合、しっとり透明肌へアプローチする洗顔ができます。

 

以上から、然よかせっけんは保湿成分による乾燥肌のケアと吸着力のある濃密泡によるオイリー肌(皮脂や黒ずみ)のケアを可能にし、また、刺激性が少ないことから敏感肌やアトピー肌の方でも安心して使用できる洗顔石鹸だといえるでしょう。

 

然よかせっけんの口コミ

乾燥肌の人の口コミ

洗顔石鹸にありがちなつっぱり感はありませんが、もう少ししっとりしてもいいかもしれません。

・もこもこ泡で肌を包み込むように洗うと、それだけで肌もしっとりするような気がします。

・毎日使用していたら肌にハリが出てきて、ニキビもできにくくなりました

 

敏感肌の人の口コミ

もちもちの泡のおかげか、洗顔時に肌への摩擦などの刺激はほとんど感じません

・継続使用しても赤みや痒みといったトラブルは一切なし。今後もリピートしたいです。

・洗浄力が強すぎるのか洗顔後にわずかなかさつきを感じますが、肌がべたつく時期にはちょうどいいです。

 

オイリー肌の人の口コミ

・すっきりした洗い上がりなのに肌はしっとりして、いちご鼻も徐々に改善してきました。

・しつこい毛穴の黒ずみが綺麗になった!超微細のシリカパウダーのおかげ?

顎や小鼻のザラザラとした角栓の存在感が薄れ、テカリも軽減しました

 

肌荒れに悩んでいる人の口コミ

・使用を続けたら赤みが軽減し、なんとなくくすみもなくなってきた気がします。

肌荒れが酷いときでも、刺激なく使える信頼の一品

・さっぱり汚れを落としてくれるのにしっとり洗いあがり、肌荒れを直接治す力はないかもしれませんが肌の底力を上げてくれる気がします

 

ニキビに悩んでいる人の口コミ

・繰り返す大人ニキビに悩んでいましたが、乾燥がケアされて皮脂分泌も落ち着いたからか、少しずつ肌が綺麗になりました

・使いはじめてから新しいニキビが減ってきたと実感しています。

・ひどいニキビには少しだけしみるので、症状が改善してから使用を再開したいです。

 

おおむね、どの肌タイプの方にも評価を得ていますね。

@コスメなどの口コミを見てみても、濃密泡の気持ちよさや、さっぱりなのにしっとりした洗い上がりを絶賛する声が多いです。

 

ただ、中には「洗浄力が強い」、「肌がつっぱる」、「乾燥してニキビが出来てしまった」とコメントしている方などもいます。

人の肌は千差万別であるため、残念ながら万人の肌に合う洗顔料というものはありません。

 

洗顔料を選ぶ際はそのことを忘れず、口コミはあくまでもいくつかある判断材料のひとつ程度に留めるようにしましょう。

 

然(しかり)よか石けんの公式サイトはこちら

 

然(しかり)よか石けんの体験レビューはこちら

 

ユニリーバのダヴブランドには複数のシリーズがあり、その中でも肌タイプ別に細かく商品が展開しています。

あらゆる肌タイプの悩みを解決してくれるように思えるダヴですが、気になる点はやはり合成界面活性剤を使用しているところ。

「合成界面活性剤配合の洗顔料はすべてダメ」とは言いませんが、可能であれば避けたいものです。