乾燥肌はきちんと手入れをしないと肌の乾燥が原因でニキビやくすみ、シワといったトラブルの原因になってしまいます。
できるなら肌のカサつきの悪化を防ぐだけでなく、肌に潤いを取り戻す洗顔料選びを行いたいところ。
そこで乾燥肌向けで、かつ乾燥による肌トラブルを改善するおすすめ洗顔石鹸を紹介します。
乾燥肌向け洗顔石鹸の選び方
数ある洗顔石鹸の中から乾燥肌向けのアイテムを選ぶ場合、これ以上のカサつきを防ぐための「予防」と、肌に潤いを与えていくための「改善」の2つに注目していくのがおすすめ。
(乾燥肌の洗顔方法については「乾燥肌のおすすめ洗顔方法 ~肌質改善の予防と対策」をご覧ください。)
カサつき予防に「肌の潤いをプラスする」
今では、洗浄成分以外に美容成分を含んだ洗顔石鹸も数多く発売されています。
洗顔石鹸に配合されている保湿成分は洗顔時の刺激を防いだり、スキンケアをするまでのスッピン肌を守るため、最後に洗い流す成分であっても肌への潤いをプラスするのはプラスに働くでしょう。
(ただし、油分による保湿は洗顔後のスキンケアの妨げになるので避けましょう。)
保湿成分配合のタイプを選ぶ
洗顔石鹸に含まれている保湿作用には、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチン、セラミドといった肌にも存在している潤い成分がおすすめ。
とくにセラミドは、水分の保持機能に加えて肌の保護といった働きをもつ特徴があるので、たっぷり与える水分を肌内部でキープさせるためにも注目したい成分です。
(セラミドにはこんにゃくや米をはじめとした植物セラミド、ヴァージンココナッツオイルに含まれるヒト型セラミドなどの種類があります。)
天然保湿成分(NMF)を作り出すのに必要で、肌にもともとある保湿成分のヒアルロン酸がおすすめ。
とくにヒアルロン酸は水を蓄えるのにとても優れているため、肌のうるおいを損なわない洗顔を実現してくれますし、セラミドなどに比べると低価格なのでコストを抑えることができます。
製造方法にも注目してみる
洗顔石鹸は製造方法で、配合されている洗浄成分や美容成分の効果が変わってくるのを知っていましたか?
たとえば石鹸素地の場合、長時間時間をかけて固めていく「枠練り製法」は、機械練りでは1%と言われていた美容成分を40%まで高めることができる技術。
また、手作業で違う種類の石鹸を混ぜあわせていく「釜練り製法」は、それぞれの成分効果を弱めることなく配合することができます。
一気に冷却や凝固ができる「機械練り」は短時間で仕上がるため、コスパ面では嬉しい魅力となりますが、肌への潤いを考えるなら製造方法にこだわるのもおすすめです。
連続鹸化法や連続中和法は低コストで大量生産をする技術なので、石けん成分に本来残るべきグリセリンが残らず、配合した美肌成分も十分な効果が期待できないのでおすすめできません。
改善するための「カサつき悪化を防ぐ」ケア
乾燥肌とは、油分と水分のコンディションが乱れ、水分が蒸発しやすい肌状態のこと。
これにより、バリア機能の低下やターンオーバーも乱れやすくなるため、さらなる水分不足となる悪循環に陥りやすくなっています。
これでは、いくら水分を与えても潤いをキープする力がないので、まずはカサつきの悪化を防いで肌のうるおいを取り戻すケアが大切になるでしょう。
強すぎる洗浄力はNG
界面活性剤は洗顔石鹸をはじめ、化粧品や洗剤など多くの日用品に配合されています。
ふつうには混ざり合うことができない水と油を混ぜ合わせる界面活性剤の働き自体が悪いものというわけではありません。
ではなぜ「界面活性剤は肌に悪い」というイメージが先行しているのかというと、界面活性剤が大きく2分類されることを知らない方が多いから。
すなわち、原料が自然素材から成り立つ“天然界面活性剤”と、石油など人工的な素材が原料になる“合成界面活性剤”があり、悪いイメージに当てはまるのは“合成界面活性剤”だということ。
どちらの配合商品も市販に多く出回っていますが、合成界面活性剤を含んだ洗顔石鹸を使用すると洗浄力が強いことで肌ダメージにつながり肌が乾燥してしまいます。
界面活性剤の使用料などは国でこと細かく定められているため、化粧品への配合量は微量で安全とも言われていますが、肌への負担を考えるとなるべく使用は避けたほうがよいでしょう。
乾燥肌におすすめの天然100%の洗浄成分!
そのすばらしい天然洗浄能力で、最近ではすっかり人気が高まった“泥”のパワー。
泥には汚れを吸着するはたらきがあり、泥の微細な粒子が毛穴の奥底まで入り込んでしっかり汚れを絡め取ってくれます。
また泥に含まれるミネラルのおかげで、洗い上がりはスベスベ肌が叶うと評判です。
摩擦を防ぐため、細かい濃密泡タイプを選ぶ
洗顔は手で擦るのではなく、たっぷりの泡で肌の汚れを落としていくのが正しい洗顔のやり方。
細かい濃密泡が作れるタイプの洗顔石鹸なら摩擦による刺激を防ぐことができるので、カサつき予防になってくれます。
また、キメ細やかな泡立ちは、毛穴をムリに広げなくても皮脂汚れや詰まりを落としてくれるため、肌トラブル防止にも有効です。
肌に必要のない成分は洗顔に不要
洗顔石鹸も泡切れや洗い上がり、香り、品質維持、コスパなどの面から、直接肌に必要のない成分(おもに合成化合物質)が含まれていることもあります。
使い心地や保管、購入のしやすさといったメリットもありますが、その成分が肌の負担となる可能性もゼロとは言い切れません。
添加物や保存料、着色料が入っていない商品から選んでいくのも、余計なカサつき防止に役立つでしょう。
乾燥肌に純石鹸は不向き?
肌への負担を考えると、合成界面活性剤不使用の洗顔石鹸を選ぶほうがおすすめです。
では具体的にどのような洗顔石鹸なのか考えたとき、添加物が一切配合されていない“純石鹸”を思い浮かべる方も多いはず。
純石鹸は基本的に石鹸素地だけで作られているもので、パッケージの成分表を見ると「石けん素地100%もしくは98%」、その他には「脂肪酸ナトリウム(もしくは脂肪酸カリウム)98%以上」、などと記載されていると思います。
肌に悪そうな成分は入っていないので、洗顔には純石鹸を使うことが肌に負担をかけないと思われがちですが、どんな商品・肌質でもよいわけではありません。
たとえば天然植物油と苛性ソーダを高熱で焚き上げる釜焚き製法(ホットプロセス)と、加熱を行わないコールドプロセスがあり、どちらも手間暇かけて作り上げられている洗顔石鹸です。
これらの製法で作られた洗顔石鹸は、工程の中で天然保湿成分であるグリセリンが残されるため乾燥肌でも洗顔石鹸として使用することができるでしょう。
ですがドラッグストアなどに安価で売られている洗顔石鹸のほとんどは、低コストで大量生産できる連続鹸化法や連続中和法で作られているためグリセリンがほとんど残りません。
そのため、洗顔後に肌につっぱり感を覚えたり、肌トラブルを招く恐れがあるのです。
また、純石鹸は水に濡れると弱アルカリ性に変化します。
「弱酸性の肌に弱アルカリ性の石鹸を使うと刺激になるでしょ?」と思うかもしれませんが、肌の汚れはアルカリ性に傾いたときに汚れが落ちやすくなりますし、肌は本来の力(中和能力)で自然に弱酸性に戻るでしょう。
ですが、乾燥肌ですごく弱っている肌は自ら弱酸性に戻る力が弱く、洗顔後も肌が乾燥したままだとバリア機能の低下は進んでします。
このように純石鹸で洗顔をしようと思っている方は、まず肌がある程度の乾燥を耐えることができる状態かを確認し、そのうえで純石鹸を使うならグリセリンが残っている純石鹸を選びましょう。
洗顔石けんを見極めるタイミング
次のような症状があるときは選んだ洗顔石鹸が肌に合っていない可能性があるので、他の洗顔石鹸に切り替えた方がよいかもしれません。
洗顔後に肌がつっぱる
弱アルカリ性の洗顔石鹸を使っているなら洗顔後に多少のつっぱり感があるのは問題ありません。
なぜならそれはアルカリ性に傾いた肌が中和能力で弱酸性に戻ろうとしているから。
とはいえ、洗顔後のスキンケアを行って1時間以上も肌のつっぱりを感じるなら、それは皮脂を洗い流しすぎているか、肌が弱っていて弱酸性の肌にもどりにくい肌状態である可能性があります。
肌のテカりが気になる
元々べたつきなどの悩みはなかったのに、新しい洗顔石鹸を使いはじめると肌のべたつきが気になりはじめたという方もいるようです。
それは肌に対しての洗浄力が強すぎて、必要以上の皮脂を洗い流したことにより肌が乾燥してしまい、それを防ぐために皮脂の過剰分泌されている可能性があります。
洗顔石鹸を変えても改善しない
洗顔石鹸をいくら変えても肌の調子が良くならない場合、もしかするとクレンジング剤の洗浄力が強すぎるかもしれません。
ミルクタイプ < クリームタイプ <ジェルタイプ < オイルタイプ < シートタイプ
上記の右に行くほど洗浄力が強く肌への負担が大きくなるので、洗顔料を変えても乾燥肌が改善しない場合はクレンジングを見直して肌の様子をみてみましょう。
肌トラブルや肌ケアを意識した洗顔
乾燥肌の方は、かさつきやツッパリ感だけでなく、肌トラブルや肌悩みもあわせて改善したいと考えているのではないでしょうか。
乾燥肌だからこそ抱えやすい、肌悩みを改善するための洗顔石鹸選びについて紹介します。
くすみ(美白)
顔全体が暗く透明感を失ったくすみは、紫外線や老化といった原因があり乾燥もそのひとつ。
乾燥が原因のくすみなら、肌に潤いを与えることで結果的にくすみ改善へと役立ってくれます。
また、どの原因であっても乾燥でさらにくすみは悪化する恐れがあるため、乾燥対策はくすみ予防にも有効と言えるでしょう。
乾燥によるくすみの原因は、ターンオーバーが乱れて排出されるべき古い角質が残っているため。
そのため、くすみ改善やくすみ予防の洗顔方法は、汚れをきちんと落としてターンオーバーを整えるのが大切になってきます。
くすみと言えば美白ケアを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、洗顔で美白成分配合にこだわる必要はありません。
たとえば、低刺激で優れた美白効果としてビタミンC誘導体は人気ですが、皮脂を抑える作用もあるため乾燥対策で考えるならイマイチな成分…。
美白有効成分を使うなら、保湿成分も同時に浸透させられる美白化粧水や美白美容液、クリームといった基礎化粧品で取り入れていくのがよいでしょう。
シワ(エイジングケア)
肌表面の水分不足や肌内部の潤い不足によって刻まれるシワは、乾燥肌が抱えがちな肌悩みのひとつ。
見た目年齢がアップするためエイジングケアに取り組みたいところですが、残念ながら刻まれたシワを洗顔で埋めていくことはできません。
洗顔でできるのは、肌の新陳代謝で新しく健康な肌へ生まれ変わるターンオーバーのサポートです。
細かい粒子や濃密泡で古い角質を貯めこまない洗浄をし、プラセンタやアスタキサンチンといった保湿作用も兼ね備えたアンチエイジング成分配合の洗顔石鹸を使ったケアがよいでしょう。
ただし、美容成分配合の泡だからと長時間肌に乗せてパックしたり、過度なマッサージをしたりするのはおすすめできません。
洗浄成分が含まれている泡は、できるだけ肌に触れる時間を短くするのがGOODです。
時間をかけた洗顔で、さらなるバリア機能の低下や乾燥を引き起こさないよう注意しましょう。
大人ニキビ
毛穴詰まりが原因の大人ニキビは、肌の乾燥が要因になる肌トラブルのひとつ。
皮脂汚れだけでなく、硬くなった皮膚や古い角質で毛穴が詰まりニキビを発症させている状態なので、うるおいのあるやわらかい肌作りをしていくのがおすすめです。
そのため、基本的には毎日の洗顔と同じく丁寧に毛穴の奥まで汚れを落とし、基礎化粧品で保湿をしていくケア方法が有効となってきます。
もし、大人ニキビだけでなく肌のごわつきを感じているなら、乾燥で肌表面が硬くなっている可能性もあるため、低刺激なピーリング石鹸でのスペシャルケアおすすめ。
ただし、皮脂の過剰分泌が原因の思春期ニキビケアとは違うので、皮脂除去や硫黄成分配合の洗顔料は避けるようにしましょう。
乾燥肌におすすめ洗顔石鹸人気ランキング
然よかせっけん
POINT1
火山灰シラスパウダーの天然ミネラル成分が肌を乾燥から守ります
POINT2
コラーゲンや22種類のアミノ酸がお肌のうるおいを損なわない
POINT3
美肌成分60%以上を実現、洗顔で美肌へアプローチ
然よかせっけんについての口コミ
私の肌は典型的な混合肌で、Tゾーンはテカりやすく、頬や口元、顎は気を抜くとすぐに乾燥してしまいます。
そのため、洗浄力が強い石鹸を使うと、頬が粉を吹いたり顎周りに大人ニキビが出来てしまうのが長年の悩みでした。
そんな私に然よかせっけんはまさにピッタリ。
もちもちの泡が気になる皮脂汚れをしっかり落とすのに、頬や顎はしっとりさせてくれます。
「微細なシリカパウダーが肌に負担をかけずに毛穴のすみずみまで洗い上げ、コラーゲンやローヤルゼリーエキス、アロエベラが肌に潤いを届ける」という公式サイトの記述は嘘ではないと感じました。
おかげさまで肌荒れはかなり改善しましたが、ここでやめることなく今後も使い続けます。
どろ豆乳石鹸 どろあわわ
POINT1
美容業界注目成分!豆乳発酵液の保湿作用がしっとりなめらか肌へ
POINT2
厳選保湿成分!コラーゲン・ヒアルロン酸・黒砂糖エキス配合
POINT3
初回半額、美白美容乳液 薬用とろり液プレゼント!
どろあわわについての口コミ
すぐに肌が赤くなったりヒリつく私はわかりやすい敏感肌で、乾燥も珍しくありません。
そんな私がいくつもの口コミを比較して選んだのが、通販で人気のどろあわわでした。
はじめて使う時は「洗い上がりにヒリヒリしたり、乾燥したりしないかな?」と不安でしたが、結論からいうとどろあわわを選んで大正解。
驚くほど濃密な泡による洗顔は、泡で肌を擦るというより、肌が泡で包み込まれるような感覚です。
あまり時間をかけず軽く撫でるようにしてから洗い流すと、スッキリ気持ちいいのに肌はしっとり。
毛穴の詰まりも軽減して、なんとなく肌がワントーン明るくなった気がしました。
使い続ければ、肌トラブルを予防するだけでなく美白も期待できるかも?
VCOマイルドソープ
POINT1
VCOとヒアルロン酸のW保湿でお肌の潤いをキープ
POINT2
VCOは皮脂と同じ成分。だから必要な皮脂をきちんと残した洗顔ができる
POINT3
初回限定 初回半額&15日間全額返金保証付き
VCOマイルドソープについての口コミ
アトピー肌で乾燥も酷く、肌に優しい洗顔を探していたときに出会ったのがVCOマイルドソープでした。
公式サイトを見て、VCOとはヴァージンココナツオイルの略であり、天然の母乳成分ともいわれ高い保湿効果とトラブル改善効果が期待できることを知って関心がアップ。
長鎖脂肪酸のオリーブオイルより短鎖脂肪酸のココナッツオイルの方が肌への浸透がいいと知ったのも、このときです。
一番惹かれたのは「赤ちゃんでも使える」という口コミで、それならばと購入を決意。
実際に使用してみると刺激はほとんどなく、肌がしっとり潤って徐々に調子がよくなりました。
このままいけば私自身がつるつるすべすべの赤ちゃん肌になるのも夢じゃないかもしれません。
乾燥で悩む人の洗顔にまつわる口コミ
ネット通販で購入できる石鹸の口コミ以外に、ドラッグストアなどでも購入できる、一般的な洗顔料を使っている人の口コミもチェックしてみました。
シャボン石鹸についての口コミ
最初はベビーソープを使うことに少しだけ違和感がありましたが、今となってはもう手放せません。
アボカドオイル配合のおかげか、とにかく保湿力が抜群で、洗い上がりは乾燥知らずのしっとり肌です。
無添加なのでもちろん肌への刺激もなく、顔にもボディにも安心して使用することができるのが嬉しいところ。
何より一番驚いたのは、今まで脱毛直後はどんなソープを使っても大なり小なり肌へのヒリつきや乾燥感を避けられなかったのに、それがなかったこと。
脱毛後でもヒリつかないという点だけでも、一般的な石鹸より頼りがいがあるといえますね。
赤ちゃん用ブランドですが、乾燥肌や敏感肌に悩む大人にもぴったりだと思います。
カウブランド牛乳石鹸についての口コミ
なるべくコストを抑えて乾燥肌をケアしたいという思いから、以前はオリーブ石鹸のアレッポを使っていました。
けど、カウブランドの牛乳石鹸ならもっと安く、評価も決して悪くないと知ってアレッポから乗り換え。
青箱と赤箱の2種類がありますが、青箱なら税込100円以下なのでコスト面は大満足です。
気になる効果ですが、比較的さっぱりした洗い上がりながらつっぱることはなく、気になる乾燥もちゃんとケアできています。
ただ、季節や体調によっては乾燥がぶり返すこともあり、そういうときはスクワラン配合の赤箱を使っていますね。
とにかくコスパ最強なので、今後も肌の様子を見ながら赤箱と青箱の併用を続けていきます。
ミヨシ石鹸についての口コミ
妊娠してからなかなか乾燥肌が改善せず、ついには赤みやかゆみまで出てくるようになったので、ミヨシ石鹸の無添加洗顔石鹸を使用するようになりました。
無添加石鹸に対する意見はさまざまなものがありますが、私個人の意見としては、「無添加万歳」。
完全無添加で匂いがないため、つわりが酷いときも気にせず使えたのが大きなメリットで、今ではボディやシャンプーもミヨシシリーズで統一しています。
保湿成分は入ってないので肌が潤うことはありませんが、逆に乾燥しすぎることもなく、洗顔後のスキンケアの効果が高まっているのを感じられるので、少なくとも肌状態が持ちなおすまではこのまま使い続けるつもりです。
ビオレのメイクも落とせる洗顔料うるうる密着泡についての口コミ
「うるうる密着泡」「ダブル洗顔不要」「たっぷり美容化粧水成分配合」という文句につられて購入しましたが、正直イマイチでした。
薄いファンデーション程度なら落ちますが、しっかり目のメイクだと歯が立たず、クレンジングとしては使えません。
また、乾燥は改善するどころか一部悪化し、使用後に肌がパリパリして辛いことも多かったです。
レビューを見てみると同じ意見がいくつかあり、事前の情報集めは大事だなと実感しました。
中には保湿効果を得ている人もいるようでしたが、私個人の意見としては、乾燥肌に悩んでいる人にはおすすめしません。
ですが、調べていくと根本的にはどの肌トラブルも乾燥対策は欠かせないことがわかりました。
ぜひ「乾燥肌のおすすめ洗顔方法 ~肌質改善の予防と対策」で、乾燥肌の洗顔方法もご覧ください!
最近化粧をしたときに粉がふくぐらい肌が乾燥してきたので、スキンケアアイテムを変えてみようと思っています。
私は28歳、クレンジング、洗顔、基礎化粧品、すべて同一メーカーのものを使用していますが、最近化粧をしたときに粉がふくぐらい肌が乾燥してきたので、スキンケアアイテムを変えてみようと思っています。
候補としてはVCOマイルドソープを検討しています。
こちらの乾燥肌向けのランキングを拝見したところ、すべて弾力泡として定評のある洗顔料ですよね?
でも、然よかせっけんとどろあわわに関しては肌を乾燥させてしまうイメージで本当に乾燥肌向けなのかと…。
VCOマイルドソープよりも、この2つがおすすめなのはどうしてですか?
また、私は乾燥肌というだけでなく、毛穴の黒ずみにも悩んでいます。
現在はクレンジングするときに念入りにマッサージをしているのですが、洗顔料で弾力泡ができるならそちらで洗顔のときに泡マッサージするように切り替えたほうがいいでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
「然よかせっけん」と「どろあわわ」に対して乾燥するイメージをお持ちなのですね。
どちらも、いわゆるクレイ系の洗顔料なので、一般的に洗浄力が強すぎるイメージが先行しているためムリもありません。
当サイトの人気総合ランキングでこの2商品を高く評価しているのは、以下の理由からです。
・商品の口コミを独自調査したところ、乾燥肌の方にも高評価を得ていること。
・実際にサイト執筆者である私が使用したところ、肌に必要な皮脂まで洗い流されず乾燥を感じなかったこと。
・短時間でメイク汚れ(クレンジングの洗い残し)と肌汚れを残さず洗えるため、洗顔による肌の乾燥を避けられると思われる点。
・肌にとって必要のない成分は極力使われていないので、洗顔後に使うスキンケアアイテムの肌への浸透を妨げず、健やかな肌づくりをサポートしてくれる点。
上記のような総合的な観点から上位のランキングにしています。
また、たしかに「VCOマイルドソープ」は皮脂によく似た性質をもつ成分「ラウリン酸」が配合されているため、皮脂を落とし過ぎてしまう心配はないでしょう。
ただ、私が実際に使ってみたところ、「然よかせっけん」・「どろあわわ」と比べるとやや洗浄力が弱いように感じ、洗顔時間が長くなってしまいました。
洗顔は、どんなに丁寧にしたところで少なからず肌は乾燥するものですから、なるべく短時間で済ませるべきというのが私の考えです。
洗浄力という点から考えると、シリカパウダーや泥の吸着力で毛穴の奥底の汚れから肌表面の古い角質までしっかり落としてくれる然よかせっけんやどろあわわのほうに軍配を上げました。
ところで、現在はクレンジングの際にマッサージしているということですが、肌が乾燥する原因はそこにあるのかもしれません。
クレンジングは油分をしっかり浮かせて落とすことができる分、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまい、長時間肌につけていると乾燥が進んでしまう可能性も…。
クレンジングは1~2分を、洗顔は1分を目安におこなうようにしてみてください。
マッサージをしたいのであれば洗顔とは切り離し、洗顔後に保湿成分が入った専用のマッサージクリームを使っておこなうほうがいいと思います。
どうしても毛穴の黒ずみが気になるということであれば、なおさら「然よかせっけん」・「どろあわわ」といったクレイ系の洗顔料をセレクトしてみてはいかがでしょうか?
念入りにマッサージしなくても、天然の吸着泥でしっかり毛穴ケアできると思いますよ。