顔全体の透明感がなく、くすんでいる…そんなお悩みを抱えている女性は積極的にそれらのトラブルを改善するスキンケアを取り入れることがおすすめです。

 

いちご鼻やくすみの原因の1つは古い角質によるもの、そのまま対策を取らず改善することができないと毛穴に角栓ができ、毛穴に溜まってしまった皮脂が酸化してニキビの原因になることがあります。
そんな毛穴トラブル・年齢肌トラブルにおすすめしたいのが、古い角質を取り除くことができるAHA配合(フルーツ酸)の洗顔石鹸、その理由をこのページで詳しくご紹介します。


 

AHA配合(フルーツ酸)石鹸のおすすめ洗顔石鹸人気ランキング

ドクターサニー AHAクリアソープ

ドクターサニー AHAクリアソープ

 

POINT1

天然サトウキビ由来のフルーツ酸(グリコール酸)を5%配合

POINT2

ニキビ対策・ニキビ跡改善におすすめのピーリング石鹸

POINT3

二の腕・デコルテ・背中・ひじ・かかとの角質ケアもこの1個でできる

 

 

体験談レビューはこちら

 

 

 

AHA(フルーツ酸)とは?

AHA(フルーツ酸)の種類

 

AHAとは、りんご酸・グリコール酸・クエン酸・乳酸・酒石酸の5つの天然成分のことをいいます。
聞きなれない配合成分ばかりかもしれませんが、“果実AHA”“フルーツ酸”とも呼ばれている通り、果物に多く含まれています。
(フルーツ中には果物ではなく、玉ねぎから抽出されるAHA成分も存在します。)

 

このAHA成分にはピーリング作用があり、古い角質を溶かして取り除く働きで毛穴角栓のざらつきを改善してツルツル肌にします。

 

ピーリングのメカニズム

 

またピーリングには、肌にハリをもたらすコラーゲンの生成を促したり、ターンオーバーを促進することで内側から美白あふれる肌を引き出してくれる作用もあります。
AHA酸配合の洗顔料は“ピーリングソープ”として、毛穴対策やエイジング対策として数年前から人気を博しています。

 

角質ケアは、スクラブ洗顔やダイアモンドピーリングでも同様に行うことができますが、それらの洗顔料だと強制的に古い角質を剥がし落とすため、敏感肌の人にとっては肌荒れを招く場合もあります。
その点、AHA(フルーツ酸)は肌の細胞間を緩めて角質を落とすため、肌への刺激が少なく肌荒れの心配はほとんどありません。
ピーリング剤の中で、最も安全性があるスキンケアアイテムがAHAピーリングと言って良いでしょう。

 

 

 

5種のAHA(フルーツ酸)の違いとは?

AHA(フルーツ酸)配合の洗顔石鹸の中でも、グリコール酸配合のピーリングソープの販売数が多いです。
それはどうしてなのか、5種のAHAフルーツ酸の特徴(メリット・デメリット)から考えてみましょう。

 

 

リンゴ酸

リンゴ酸

 

リンゴ酸は果物に多く含まれている有機酸の1つで、化粧品に配合しているリンゴ酸は合成(フマル酸やブドウ糖など)のものが中心と言われています。
主な目的はphの調整ですが、それ以外にも皮膚を軟化させたり、保護の役割も果たします。

 

 

グリコール酸

グリコール酸

 

グリコール酸はサトウキビ、パイナップル、テンサイ、未成熟のブドウなどを原料としたAHA酸。
グリコール酸配合のピーリング剤は非常に分子が細いと言われており、古い角質はもちろん毛穴にを塞いでいる角栓を取り除く効果が期待でき、pHの濃度に合わせてピーリング作用や美肌効果を調整ができるというメリットがあります。
さらに、皮脂バランスを整えるののでニキビ予防にもなりますし、ターンオーバー(新陳代謝)を整えることで透明感のある肌への導いてくれます。

 

 

クエン酸

クエン酸

 

柑橘類に多く含まれている有機酸で、古い角質を浮かせて剥がして“くすみ”を改善する美肌効果が期待できます。
また、肥厚した角質を柔らかくする作用もあり、肌のごわつきを防ぎます
コスパに優れている反面、クエン酸配合率が高いと肌に急激な刺激を与えてしまい、炎症や肌荒れを招く副作用(危険性)があります。

 

 

乳酸

乳酸

 

乳酸はヨーグルトエキスとして知られている成分ですが、実は体内でも運動をすることでグリコーゲンやブドウ糖を分解して生成し筋肉疲労を回復させる役割を持ちます。
(今は誤解だとされていますが、昔は乳酸が筋肉痛の原因だと言われていました。)

 

乳酸は角質の結びつきを緩めることで古い角質を除去する効果が期待できまが、アトピーなど敏感な肌の人が使うと皮膚がさらに弱まり、アトピー悪化の恐れもあります。

 

 

酒石酸

酒石酸

 

酒石は、ぶどうやワインなどに含まれている有機酸で、中世のフランスでは貴族がワインを皮膚に塗り、角質を取り除いていたという逸話もある昔から使用されていたピーリング成分。
酒石は、皮膚表面の角質を取り除く効果を持ち、肌のターンオーバーを促進してくすみの改善に役立ちます。

 

 

 

AHA石鹸がもたらす美肌効果

AHA石鹸は“ピーリング効果”のある美容石鹸として知られていますが、どのような美肌効果があるのか詳細に見ていきましょう。

 

 

角質肥厚(かくしつひこう)の改善効果

角質肥厚とは

 

角質肥厚の原因は主に摩擦による刺激で、洗顔時の泡立てが不十分であったり、タオルで顔をゴシゴシ拭いてしまうと、摩擦の影響で皮膚表面の角質がごわついてしまい角質肥厚を招いてしまいます。
この他にも、強い紫外線から肌を守ろうと防御反応を起こしてしまい角質が厚くなるケースや、外気の乾燥やスキンケア不足によってターンオーバーが乱れ、?がれ落ちなかった角質が肥厚することも。

 

角質肥厚は言うまでもなく肌の生まれ変わりを阻害するので、肌表面がごわついてしまったり、肥厚した角質によって肌がくすんでしまい透明感を失います
紫外線の影響で生成されたメラニン物質も排出されないため、シミやソバカスの原因になって肌年齢が実年齢を上回ってしまうこともよくあります。

 

ピーリング力を持つ洗顔石鹸は、肥厚した古い角質を剥がしてあげることで肌のターンオーバーを蘇らせます

 

 

セラミド生成促進効果による乾燥肌改善

お肌の潤いのメカニズム

 

ピーリング力のある洗顔料は肌の乾燥につながるという意見もありますが、正しく使用すれば乾燥肌を改善する効果が期待できます

 

なぜならピーリングは角質層の奥にある肌細胞を刺激して、肌の潤いを保つ成分・セラミドなどの生成を促すので、その結果、肌内部の潤い成分を増やして、肌のバリア機能も高まります
しかしながら、肌本来の力が弱まっているときは注意が必要で、頻繁にピーリングを行うと皮膚細胞生成が正しく行われず、反対に乾燥肌に傾いてしまうことがあります。
ピーリングを行う際は、自分の肌の状況はもちろん、タイミングや濃度の見極めをしっかりしなくてはなりません。

 

 

ターンオーバー促進効果(ニキビ跡やシミ改善・美肌効果)

ターンオーバーのメカニズム

 

ピーリングを行うことで、ターンオーバーが促進され、古い角質とともにメラニン物質が排出されシミが薄くなったり、ニキビ跡の赤みを排出させることが可能です。
また、角質が厚くなってくすみとなっている場合も改善されるので、明るい美肌を引き出す美白効果も期待できるでしょう。

 

肌はミルフィーユのように何層にも重なってできていますが、古い角質(肥厚した角質)が邪魔をして新しい皮膚が押し上がらなくなります。
こで、ピーリング効果により強制的に、また科学的に古い角質を取り除くことでターンオーバーも正常化し、新しい皮膚を押し上げることが可能になるのです。

 

 

AHA石鹸(ピーリング石鹸)は乾燥肌や敏感肌でも使えるの?

ピーリング石鹸はトラブル肌でも使用できます。

 

AHA石鹸(ピーリング用洗顔石鹸)は、一般的に健康状態の良い肌に対しておすすめされていることが多く、そのため「皮膚の薄い敏感肌や、潤いを失った乾燥肌にとっては刺激が強いのでは…。」だと思われがちですが、心配はいりません。
肌の状態に合わせてAHA濃度が低い石鹸を使用し、肌の表皮ターンオーバーだけ作用するように調整すれば肌への刺激も少なくスキンケアに取り入れることができます
また、使用頻度を抑えて様子を見ながら続けることもできまから、濃度や使用頻度などを調整すれば、敏感肌や乾燥肌の人でもAHA石鹸で肌トラブルを改善することが十分に可能でしょう。

 

 

ピーリングは肌質で使い方(濃度・使用頻度)が違います。

肌質によって使用するピーリング石鹸を変えましょう。

 

エステや皮膚科で行われるピーリングには20%前後のAHA配合率で使用されますが、ピーリング石鹸の場合AHA配合率は0.6%~5%が一般的です。
では、これからAHA石鹸(フルーツ酸)で洗顔しようとする方向けに、肌質別に濃度や使用方法についてご紹介します。

 

普通肌の場合

AHA濃度が4%前後のピーリング洗顔石鹸がおすすめで、まずは週1回から取り入れて肌の様子をみましょう。
洗顔泡を肌にのせてピリピリ感じたら洗い流し、洗い流した後はしっかり保湿ケアを行ってください。

 

ニキビ肌・オイリー肌の場合

AHA濃度が5%前後のピーリング洗顔石鹸がおすすめで、週1回から取り入れて肌の様子をみましょう。
洗顔泡を肌にのせ5?10分ほどでピリピリ感じたら洗い流し、洗い流した後は冷やした美容パックや冷たいおしぼりを顔に当てクールダウンさせましょう。

 

敏感肌の場合

0.6?1%ほどの低濃度のピーリング洗顔石鹸がおすすめで、週1回から取り入れて肌の様子をみましょう。
洗顔泡を肌にのせて3分ほどしたら洗い流しますが、低刺激のためピリピリしなくても問題はありません。洗顔泡を洗い流した後は、しっかり保湿ケアを行ってください。

 

 

ピーリング石鹸を使用する上での注意点

ピーリング石鹸を使用する場合の注意点

 

毛穴ケアや角質ケアに適していると言っても、ピーリングをすればするほど肌がきれいになるわけではありません

 

ターンオーバーの周期

 

ターンオーバーの周期は年齢で決まっており、健康な肌であればピーリングを行わなくても正しくターンオーバーが行われます。
ですが、肌トラブルを抱えていてターンオーバーが周期通りに行われないので、ピーリングにより角質を強制的に、また科学的に剥がすため、頻度が高いほど肌へ与える負担は大きくなるのです。
ですからピーリング石鹸を使用する際は、週1回から肌の様子を見ながら行いましょう
また、ピーリング石鹸の中にはニキビ肌部分に使用できないタイプもあるので、炎症したニキビがある場合は使用上の注意をよく確認した上で、ピーリングを行うことが大切です。
そして、ピーリング洗顔後は、お肌の乾燥を防ぎターンオーバー促進をさらに効果的にするためにも、洗い上がりは化粧水や保湿美容液などのスキンケア用品でしっかりとした保湿を行いましょう

 

 

顔のくすみが気になる、毛穴の汚れ(黒ずみ)やニキビ跡が気になる…。
そんな方は、ぜひAHA洗顔を取り入れたスキンケアを検討してみてください。
もちろんピーリング効果には個人差がありますが、肌触りはもちろん、見た目もくすみのない美白効果が実感できるはず。
また、商品によって美白成分やエイジングケア成分を配合しているものもあるのでぜひチェックしてくださいね。