アレルギー肌の人が使う洗顔せっけんは、肌バリア機能や代謝といった肌の働きをサポートするのに大切ですが、慎重に洗顔料選びをしなければいけません。
体験談やクチコミ評価、人気の商品から、私自身が役に立ったアレルギー肌におすすめの洗顔石鹸3種類をご紹介します。
自分の肌に合うかどうか?洗顔料選びのポイントを当てはめながら、相性を見極めてみてください!

 

アレルギー肌におすすめ洗顔石鹸人気ランキング

然よかせっけん

無添加におすすめの洗顔石鹸ランキング 第2位 然りよかせっけん

 

POINT1

使用期限を設けた完全無添加

POINT2

美肌成分60%以上配合

POINT3

吸着するモコモコ泡が癖に

 

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然りよかせっけんの体験談レビューはこちら

 

どろあわわ

無添加におすすめの洗顔石鹸ランキング 第2位 どろあわわ

 

POINT1

無香料・無着色・無鉱物油の3つの無添加石鹸

POINT2

2種類の美容泥が汚れをこすらず吸着オフ

POINT3

最安値は毎月定期コースの1,980円

 

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VCOマイルドソープ

無添加におすすめの洗顔石鹸ランキング 第3位 VCOマイルドソープ

 

POINT1

5つの無添加・低刺激製法

POINT2

15日間返金保証いつでも定期中止、キャンセル可能

POINT3

初回限定1423円50%OFF!

 

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アレルギー肌向け洗顔料の選び方

肌トラブルだけでなく、万が一のアナフィラキシーショックも考えなければいけない洗顔料選び。
洗浄効果や美肌ケアだけでなく、刺激やダメージに繋がらない選び方をしていくのが大前提です!
(アレルギー肌の洗顔方法については「アレルギー肌のおすすめ洗顔方法 ~肌質改善の予防と対策」をご覧ください。)

 

 

肌の負担を抑えた配合成分

自然由来成分のアレルギー

 

アレルギー肌の人で刺激となる成分がわかっている場合、その成分は選ばないようにしなければいけません。

 

もし、はっきりとアレルギー反応が起こる成分がわからないなら、アレルギー反応を起こす可能性がある成分を避けましょう。

 

タール色素や石油系成分などが使われている「合成香料」や「合成着色料」そして、BHTやエデト酸といった「防腐剤」「保存料」は直接、洗浄効果にかかわる成分ではないため、肌の負担を考えた選び方で問題ありません。

 

加えて、洗顔成分も化学合や石油由来物質が使われた「合成界面活性剤」は、泡立ちが良いものの肌へのダメージになりやすい種類となっています。
そのため本来なら「自然由来の植物成分」「天然素材の洗浄成分」がおすすめですが、その植物でアレルギー反応を起こす可能性があるのも事実…。
アレルギー反応の原因がわからない場合は、洗浄成分を調べたうえでパッチテストを実施するのが良いでしょう。
時間がかかる取り組みですが、数ある洗顔料の中から消去法で選んでいくのが、アレルギー肌の本当の洗顔料選びです。

 

アレルギーテスト済商品

 

そこで、アレルギー肌の人にとって嬉しいフレーズとなるのが「アレルギーテスト実施済み」と紹介される洗顔料たち。
ですが現在、アレルギーテストの実施について明確な承認申請制度やガイドラインはありません。
「メーカーがどのアレルギー検査をしたのか?」「自分がアレルギー反応を起こす可能性がゼロなのか?」はっきり知るのは難しいと言えるでしょう。

 

すでに原因物質がわかっている場合でも、キャリーオーバー成分(製造の抽出で使われた成分表示義務のない成分)に含まれている恐れもあるため、いずれの場合もリスクを考えた洗顔料選びが大切です。

 

 

効果とリスクを考えた美容成分

美肌成分とアレルギー

 

洗顔石けんは肌表面の汚れを落とすのが目的ですが、スキンケアまでの保湿ケアや、わずかに残る成分の積み重ねを意識して美容成分配合のタイプも増えてきました。

 

とは言え、アレルギー肌の人には口コミやランキングでおすすめの美容成分が肌に合わない恐れもあります…。

 

特に、肌に優しく低刺激と言われている植物由来成分も、植物アレルギーなら使うことはできません。
植物性エストロゲンでお馴染み、美白ケアや皮脂コントロールなどに役立つ大豆発酵液(大豆エキス)も、大豆アレルギーの人なら避けなければいけない成分となってしまいます。

 

洗顔料選びで大切なのは美容成分の効果と、アレルギー反応のリスクを考えた見極め方です!
ここではピックアップした商品のメイン成分から期待できる美容効果と、気をつけたいアレルギー反応のリスクを紹介します。

 

 

VCOマイルドソープ「ヴァージンココナッツオイル」

VCOマイルドソープ

 

ヴァージンココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、私たちの皮脂と似た成分のラウリン酸は抗菌作用や免疫力を高める働きをもち、インドネシアでは傷に塗る薬としても使われていたほど。

 

洗顔石鹸としては余分な皮脂を洗い落とさない効果はもちろん、肌荒れ解消や健康的な肌作りに役立ってくれるため、アレルギー肌の人が使いたい美容成分となっています。

 

VCO成分に副作用はないものの、アレルギー物質として反応することもあるのでヤシ油、ナッツ類、ココナッツなどで反応するアレルギー体質の人にはおすすめできません。

 

 

二十年ほいっぷ「ホエイ」

二十年ほいっぷ

 

「ホエイ」とはヨーグルトのフタを開けた時、上澄みに分離したあの液体で、チーズを作る時にもできる乳清です。

 

天然の美容液成分とも言われるほどで、大人ニキビや肌荒れのケアに役立つ抗炎症効果や保湿作用、水溶性のビタミンやミネラルによる美肌作用、メラニン色素生成のチロシナーゼを阻害するので美白予防にも有効。
オイリー肌や乾燥肌はもちろん、敏感肌、アトピー肌の人でも安心して取り組める美肌成分となっています。

 

ホエイには牛乳や乳アレルギーの原因となる「カゼイン」は含まれていませんが、もうひとつの原因物質「βラクトグロブリン」はホエイの主成分です。
牛乳や乳アレルギー体質の人でも使える可能性もありますが、アレルギー反応を起こす恐れもあるため十分に気をつけましょう。

 

すべての人に「絶対安心!」とは言い切れないのが難しいところですが、アレルギー物質に当てはまらない人にはおすすめしたい美容効果たちです!

 

 

 

茶のしずく問題について

茶のしずくアレルギー問題

 

アレルギーといえば、株式会社悠香「茶のしずく」による小麦アレルギー問題が気になる人が多いのではないでしょうか?

 

石鹸に配合された分子量の大きい小麦加水分解物(加水分解コムギ末)「グルパール19S」が原因で、小麦アレルギーを誘発。
石鹸使用による肌荒れや炎症だけではなく、小麦食品や小麦成分入り食品、加工された小麦製品の摂取でアナフィラキシーショックを起こすほど、重篤な症状を抱える人までいます。

 

自主回収のタイミングや国民生活センターの対応についても問題視されたものの、悠香側と製造元のフェニックス側に対して全国で弁護団と共に集団訴訟へと発展しました。
原告は合計1,300人を越えて、東京地裁の裁判では2015年7月から和解案の話が進み始めています。
鹿児島地裁での裁判では一部、和解金の提示を受け入れ始めているものの当然、被害者の小麦アレルギーの症状は一生続く話です。

 

元々、小麦タンパクや加水分解小麦は化粧品成分として使われていたものの、茶のしずく配合の「グルパール19S」は分子量が大きすぎたのが最大の原因。
もちろん現在は、茶のしずくもリニューアルされてこの成分は一切使われていませんが「アレルギー体質でなかった人が、洗顔石鹸のせいでアレルギー体質になってしまった。」というのは、今までにないトラブルです。

 

あらためて、スキンケアの安全性や危険性について考えた人も多い事件と言えるでしょう。
成分詳細情報だけではわからない部分でのトラブルでしたが、皮膚に異常を感じたら病院に行ったり国民生活センターへ相談するなど、一歩踏み込んだ対策も必要です。

 

特に、肌荒れだけではなく大きなトラブルの可能性をもつアレルギー肌だからこそ、万が一を考えた取り組みは忘れないようにしましょう。

 

 

アレルギー肌の洗顔石鹸選びは、特に慎重にしていかなければいけませんが、肌を強く健やかにするお手入れも必要です!
ぜひアレルギー肌のおすすめ洗顔方法 ~肌質改善の予防と対策で、アレルギー肌向けの洗顔方法を見につけましょう!