ニキビを徹底ケア!種類によるお手入れの違いから最適なスキンケアを!

 

あれ?と思って鏡をのぞき込むと、いきなりできているニキビですが、年代や肌別などによってケア方法が違うのを知っていましたか?

 

もしかしたらその治りにくいニキビは、対処方法が間違っているのが影響している恐れも!

 

繰り返しできるニキビが悩み…という人は、洗顔料や化粧品選び、そして正しい使い方を見直してみましょう。

 

ニキビの種類

ニキビには成長期にできる「思春期ニキビ」と、それ以降にできる「大人ニキビ」の2種類あります。

 

実は、何等かの理由で毛穴が詰まってニキビができる、というニキビの要因は共通しているのですが、この“何等かの理由”が双方で大きく異なってくるのです。

 

どんな理由があるのか、個別に詳しく紹介していきますね。

 

思春期ニキビ

ホルモンの影響による思春期ニキビ

 

思春期にニキビができやすくなるのは、ずばりホルモンバランスの影響です。

 

いわゆる成長期にあたる10代は、成長ホルモンの分泌によってホルモンバランスに変化が生じ、自分の意思とは関係なく皮脂分泌が増加。

 

過剰な皮脂で毛穴が詰まりやすくなり、詰まった箇所にアクネ菌が増殖すればニキビがとなります。

 

ニキビの予防対策ケアとしては、正しい洗顔方法で過剰な皮脂や皮脂汚れをしっかり落とすことです。

 

炎症中のニキビで洗顔料が刺激になる場合は、ぬるま湯洗顔もよいアイデアですが、肌が落ち着いたら汚れをしっかり落とせる洗顔料を使った洗顔が◎!

 

また、洗顔しすぎると肌の防衛機能により余計に皮脂を分泌してしまうので、洗顔は朝晩2回に留めるのがベターです。

 

肌の皮脂と水分のバランスを適度に保つのが大切となってくるので、肌はゴシゴシ擦らず、やさしく丁寧な洗顔を心掛けましょう。

 

大人ニキビ

複雑な要因の大人ニキビ

 

思春期ニキビに対して、複雑な要因なのが大人ニキビの特徴とも言えます。

 

成長期もすぎ社会人となって忙しく働いていると睡眠不足や変則的な食生活、喫煙や飲酒など生活習慣が乱れがち。

 

これらの一つひとつが絡み合って肌のターンオーバーに影響を及ぼし、皮膚の再生が正常に機能せず古い角質が毛穴に詰まりやすくなって、結果的に大人ニキビへとつながってしまいます。

 

大人ニキビのケア方法としては自分の肌に合わないスキンケアをやめ、保湿を十分に心掛けるなどありますが、前提として正しい生活習慣を送ること。

 

とくにストレスと偏食は美肌の大敵ですから、自分の生活サイクルを見直してみるのがよいでしょう。

 

 

 

ニキビの重症化

思春期ニキビや大人ニキビだけでなく、ニキビの重症度合いによってケア方法は違ってきます。

 

もちろん、初期段階のうちに適切なケアで退治しておくのがよいので、段階別に症状とケア方法をみていきましょう。

 

白ニキビ

セルフケアでも可能な白ニキビ

 

ニキビのもっとも初期段階のもので、毛穴に皮脂が溜まってぷっくりと白く膨れている状態。

 

痛みや炎症はまだありませんが、放っておくと次の段階に進行してしまうので早めに対処しておきたいところです。

 

白ニキビの場合は丁寧な洗顔と保湿を心掛ければ、皮膚科に通わずセルフケアでも可能と考えます。

 

ただし、ニキビを頻繁に触ったり指で潰したりして、ニキビの悪化やニキビ跡にならないよう気をつけましょう。

 

黒ニキビ

悪化を防ぎたい黒ニキビ

 

毛穴に詰まった皮脂が表面化し、空気に晒されるとだんだん酸化して黒っぽくなってきます。

 

黒く変色している状態を黒ニキビと言い、白ニキビから一歩進んではいますが、まだまだ初期の段階。

 

白ニキビと同様、丁寧な洗顔と保湿を心掛ければ、薬を使わず自力ケアが可能ですが、これ以上悪化すると要注意です。

 

赤(丘疹)ニキビ

炎症中の赤ニキビ

 

白/黒ニキビが一歩進み、炎症を起こしている状態の赤ニキビですが、三角錐のように盛り上がったニキビを丘のようにたとえた丘疹が正式名称となっています。

 

これは皮膚内部でアクネ菌が増殖し、炎症を起こして赤く盛り上がってしまうもの。

 

赤ニキビはまだ膿む前の状態なので、むやみに指で触ったり潰したりしなければ自然治癒も可能な段階です。

 

黄(膿疱)ニキビ

デリケート状態の黄ニキビ

 

炎症からさらに一歩進み化膿している状態の黄ニキビは、痛痒さを感じて触ってしまいがちですが、潰すとニキビ跡として残ることも。

 

自然治癒も可能ではありますが、一歩間違えると色素沈着の可能性もありますから、自己流ケアよりは専門医の力を借りたほうがよいでしょう。

 

ふだんは、丁寧な洗顔を心掛けて肌の回復機能を高めていくお手入れが求められます。

 

結節(けっせつ)

炎症が悪化した紫ニキビ

 

耳慣れない名称かもしれませんが、それなら「紫ニキビ」って聞いたことがありますか?

 

別名、結節性ニキビとも呼ばれている紫ニキビは、ニキビが悪化して皮膚の奥のほうまで炎症が進んでしまっている状態。

 

そこに膿や血が溜まってボッコリ盛り上がってしまい、その周りも腫れあがりますからニキビといえどもはや皮膚炎に近いです。

 

ここまでなると、自然治癒したとしても痕が残る可能性もあるので、皮膚科治療や専門医に相談して適切な処置を受けるようにしましょう。

 

 

 

肌タイプ別のニキビケア方法

ここでは、肌質別にどのようなニキビケアをしていけばいいか見ていきましょう。

 

普通肌

毎日のお手入れを再チェック!

 

普通肌は皮膚表面の水分と油分のバランスが比較的良い状態ので、他の肌質よりもニキビができにくい肌と言えます。

 

それでもニキビができてしまうのは、正しい洗顔ができていなかったり、使っているスキンケアアイテムやコスメが肌に合っていない恐れがあります。

 

洗顔は洗浄効果を発揮させるためにたっぷり泡立てておこない、すすぎ残しがないようにしっかり洗い流しましょう。

 

また、スキンケア用品や化粧品に、肌と合わない成分が配合されていないかチェックも忘れずに!

 

防腐剤や保存料といった添加物だけでなく、成分効果の刺激が強すぎたり、天然由来成分が合わない可能性もあります。

 

脂性肌

皮脂分泌のコントロールも意識!

 

オイリー肌は日頃からベタつきやテカリの症状が多く出るため、自覚している人は多いです。

 

ニキビの一番の原因は毛穴の皮脂詰まりですから、やはり脂性肌の人はもっともニキビができやすい肌というのは否めません。

 

そこで脂性肌のニキビケアでもっとも大切なのは、丁寧な洗顔でしっかりと皮脂汚れを落とすこと。

 

とは言え、ベタつきが気になるからと過剰に洗顔をしたり、スクラブ洗顔料でゴシゴシ擦ると肌のバリア機能を壊してしまい肌が乾燥した結果、保護機能により皮脂の分泌が増えてしまいます。

 

ふだんの食生活で脂っこいものを避けたり、体内の脂肪代謝を促進してくれるビタミンB群を積極的に摂取すれば皮脂分泌のコントロールにも有効です。

 

混合肌

皮脂の酸化を防ぎ、保湿ケアも重視!

 

顔の違った箇所によって水分と油分のバランスが異なるため、乾燥したりベタついたりとケア方法が難しい混合肌。

 

ですが、脂性肌で説明したように、肌は乾燥を招くと過剰に皮脂分泌するのと同じで、混合肌も乾燥によって分泌した皮脂がところどころで違った出方をしているだけに過ぎません。

 

混合肌だと乾燥している部分に油分を多く与えがちですが、やりすぎると洗顔で落としきれず、残った油分が酸化して毛穴詰まりを引き起こす可能性大!

 

皮脂汚れを落とす目的の丁寧な洗顔を朝晩2回行い、その後は適度に部分的な乾燥を防ぐスキンケアで水分を補給しましょう。

 

乾燥肌

たっぷりの潤いでバリア機能を強化!

 

過剰な皮脂分泌が毛穴詰まりの原因と考えると、カサカサの乾燥肌はニキビができにくいイメージですが、実は毛穴詰まりは皮脂だけではありません。

 

乾燥肌は肌のバリア機能が正常にはたらいていない状態ではターンオーバーも乱れ、古い角質がうまく排出されず、毛穴に詰まってニキビができやすくなるのです。

 

ニキビを防ぐには、まず洗顔時から保湿を心掛けたほうがよいので、保湿成分が含まれた良質な洗顔料を使うのが望ましいでしょう。

 

また、洗顔後のスキンケアは念入りにして、洗顔後に化粧水で潤い補給をしたら、肌から水分が蒸発しないように乳液や美容液、クリームでしっかりケアするのが重要です。

 

日頃の丁寧な洗顔法+スキンケアが肌のターンオーバーを整え、ニキビのできにくい健やかな肌を育てることにつながります。

 

 

 

年齢別のニキビケア

ここでは、年齢別にどのようなニキビケアをしていけばいいか見ていきましょう。

 

10代

Tゾーンのお手入れを意識!

 

いわゆる思春期ニキビと言われるのが10代のニキビで、成長の証みたいなもの。

 

成長期を迎えるこの時期は、成長ホルモンの影響で皮脂が過剰分泌される傾向にあり、それが毛穴に詰まってニキビができやすくなります。

 

とくに中学生・高校生は皮脂の分泌が多く、多感な時期だけに顔のニキビで悩んでしまう人もいるかもしれませんね。

 

ニキビケアとしては、毎日の皮脂汚れを洗顔でしっかり落とすことですが、特に皮脂分泌が多いTゾーンは丁寧に洗いましょう。

 

洗顔後は保湿を心掛け、肌が乾燥に傾いて余計に皮脂分泌しないよう注意してください。

 

また、思春期ニキビはホルモンバランスの乱れから皮脂が過剰分泌されているので、きちんと睡眠をとったり偏った食事をやめたりする、ホルモンバランスを崩さない意識が必要です。

 

20代

Uゾーンのケアをしっかりと!

 

20代になると思春期ニキビと違い、ニキビの要因は様々になってきます。

 

特に社会生活をスタートし、仕事のストレスや、紫外線をはじめ外的刺激に晒され続ける肌にはダメージが蓄積し、あっと言う間に潤いは奪われカサカサ状態に…。

 

乾燥した肌は毛穴が小さく硬くなってしまうため、皮脂が詰まりやすくなってしまいます。

 

ニキビケアとしては正しい洗顔を心掛け、洗顔料をたっぷり泡立てて優しく洗顔し、洗い残しやすすぎ残しがないように。

 

また、思春期ニキビと違って大人ニキビはUゾーンにできやすい傾向があるので、きちんと皮脂汚れを落として保湿ケアをしっかりおこないましょう。

 

20代後半になると肌質が変わる人も多いですが早めに変化を受け入れ、肌が乾燥しないよう徹底した保湿に取り組むなど、自分の肌に合ったスキンケアを取り入れるのも重要です。

 

30代

肌の代謝をスムーズに!

 

30代になるとますます仕事が忙しくなり、日々の生活習慣に乱れが生じてくる人が多いのではないでしょうか?

 

加えて20代と比べて肌のターンオーバーが遅くなり、今まで平均28日周期だったものが30代は45日ほどかかるとも言われています。

 

加齢とともにターンオーバーが乱れるのは自然の流れでもありますが、恐ろしいことに毛穴詰まりに直結してくるのが怖いところ。

 

肌の再生が正常にいかないので、古い角質がうまく肌表面から剥がれ落ちず、蓄積されて毛穴詰まりを起こし、ニキビの要因になってしまいます。

 

ターンオーバーは角質層が乾燥していると乱れる一方なので、洗顔で皮脂汚れやメイクを落とした後は、スキンケアでしっかり肌に潤いを補給することを心掛けましょう。

 

 

 

部位別のニキビケア

ここでは、部位別にどのようなニキビケアをしていけばいいか、紹介していきます。

 

おでこ(額)のニキビ

前髪や毛先に注意!

 

一般的に、思春期ニキビがよくできる箇所として額を含むTゾーンは皮脂量が多く、どんどん分泌される皮脂がやがて毛穴に詰まり、ニキビへとつながってしまう部分。

 

その他、前髪が肌に触っていたり、シャンプーの洗い残しなども額にできるニキビの要因となってしまいます。

 

洗顔の際は前髪が肌にかからないようピンで留めて、汚れがすべて取り除ける工夫をしましょう。

 

ほっぺ(頬)のニキビ

生活習慣の見直しが◎

 

TゾーンやUゾーンに比べて皮脂量が少ないはずなのに、なぜかできやすい頬のニキビ。

 

その理由として、頬のニキビは皮脂量よりもホルモンバランスが影響していると考えられています。

 

ホルモンバランスは、日頃の不規則な生活習慣やストレス、偏った食事などで乱れていきますから、これらを正すことで徐々に正常に戻していきましょう。

 

また、片方の頬だけにニキビができるという場合、寝具に付着している埃が原因の可能性もあるので、肌が直接触れる寝具は常に清潔にしておくほうがいいですね。

 

口まわりのニキビ

肌への刺激を防いでケア!

 

口の周りは、顔の他の箇所よりもとくに乾燥しやすいと言われているため、バリア機能が低下しやすく外的刺激を受けやすい部分。

 

さらに、乾燥しているとターンオーバーも正常に機能しないので、毛穴詰まりが起こりやすくなってしまいます。

 

ターンオーバーを整えるに丁寧な洗顔は必要ですが、洗顔しすぎると肌がますます乾燥に傾いてしまうので適度な回数を心掛けましょう。

 

また、ニキビはなるべく触らないほうがいいので、気になるからとずっとマスクをつけっぱなしというのも患部を刺激するのでおすすめしません。

 

フェイスライン(顎)のニキビ

しっかりした保湿ケアを!

 

大人ニキビの代名詞とも称されるフェイスラインのニキビは、繰り返しできて悩んでいる人も多いかもしれませんが、最大の要因は乾燥です。

 

もともと加齢からくる乾燥が考えられますが、しっかりとスキンケアができていなくて万年保湿不足に陥っているケースもあります。

 

フェイスラインは角度がついていて平面な箇所ではないので、きちんと化粧水や乳液を塗ったと思っても届いていなかったりする場合が多いのかもしれません。

 

日頃、きちんと意識したスキンケアで、乾燥からできるフェイスラインのニキビを防ぐことは可能です。

 

また、整髪剤をつけた髪がフェイスラインに触ると、それもニキビの要因になるのでら気を付けましょう。

 

 

 

ステップ別にみたニキビケア

ここではクレンジングや洗顔、ピーリングなどスキンケアのステップ別に行えるニキビケアを紹介します。

 

ニキビ改善のクレジング

クレンジングの4ステップ

 

ニキビ肌でクレンジングをするときに気を付けたいのは「メイクはきちんと落とす」「肌を傷つけない」の2点です。

 

1.まずは手のひらに適量にクレンジング剤をとります。

このときに、量が少なすぎたりすると手で肌を擦る要因になるので必ず適切な量を使うこと。

 

2.次に、皮脂量の多いTゾーン→Uゾーンの順にクレンジングをおき、指のはらでクルクル優しくなじませていきます。

 

3.次に、皮膚の薄い目元や口元になじませ、ポイントメイクはここで落としていきましょう。

小鼻の周りも忘れずに。

 

4.顔全体にクレンジングがなじんだら、ぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。

 

 

ポイントメイクが落ちにくいと感じたら、ゴシゴシと2度クレンジングするのではなく、ポイントメイク専用のリムバーを使うのがおすすめです。

 

また、クレンジング剤にも幅広く種類がありますが、クリームタイプやジェルタイプのものを使っている場合は手のひらで人肌に温めてから使うとなじみが良くなります。

 

クレンジングと洗顔で汚れを落とした後は、クレンジングで肌の油分が完全に落ちてしまい肌が乾燥に傾いている場合もあるので、たっぷり保湿しておくのがニキビ改善のポイントです。

 

ニキビ改善の洗顔

洗顔の5ステップ

 

ニキビ肌で洗顔するときに気を付けたいのは「毛穴を開かせる」「肌を傷つけない」の2点。

 

1.洗顔前に電子レンジで30秒くらいチンして蒸しタオルを作り、素洗いした後の顔を蒸らしましょう。

すると、毛穴が開いてくるので洗顔した際、毛穴の奥の汚れまで取れやすくなります。

※火傷しないように気を付けましょう!

 

2.洗顔料をたっぷり泡立て、皮脂量の多いTゾーン→頬→フェイスゾーンや口元・目元の順に洗っていきます。

 

3.洗う順番は皮膚の強いところから弱いところへ、というふうに覚えておくとよいでしょう。

皮膚の弱い口元や目元は泡をのせる感覚で、優しくなでるようにしていきます。

 

4.すすぎは32℃程度のぬるま湯で、丁寧に。

髪の生え際やフェイスラインなどに洗い残しがあるとニキビ発生につながりますから、全体的にしっかり落とすことを意識しましょう。

なお、入浴中にシャワーですすぎをする人もいるようですが、シャワーの水圧は肌を傷める可能性があり、ニキビの悪化につながってしまうので避けるのがよいです。

 

5.清潔なタオルで水分を吸い込ませるようにして、やさしく拭きます。

このときもゴシゴシ擦らないように注意しましょう!

 

 

ニキビ改善のピーリング

代謝を促進するピーリング

 

ピーリングとは、古い角質を取り除いて肌の生まれ変わりを促進することです。

 

古い角質が肌表面に蓄積されて毛穴詰まりを起こしたり、ターンオーバーが正常に機能せずニキビにつながる可能性もあるので、ピーリングは正しいやり方さえ守ればニキビ肌の改善や予防に役立ちます。

 

自宅でもっとも手軽にできるピーリングは、フルーツ酸のAHAやBHA(ベータハイドロキシ酸)などが配合されているピーリング剤を使うのがよいでしょう。

 

これらのピーリング剤は石鹸タイプや拭き取りのシートタイプ、洗い流す・流さないタイプのものなど幅広くありますが、おすすめはAHAが配合された洗顔石鹸です。

 

これまで、ニキビ肌には丁寧な洗顔が大切とお伝えしてきましたが、その洗顔に取り入れることができますし、何より天然のフルーツ酸から抽出した天然由来成分なので肌に優しいのが魅力的。

 

ただし、肌の状態が悪いときに続けて頻繁に使用するなど、誤ったやり方は肌を乾燥させて、ニキビの悪化を引き起こすので、必ず正しく商品を使うようにしましょう。

 

ニキビ改善のイオン導入

優れた浸透力のイオン導入

 

美容専門医の業界では「ニキビ治療といえばビタミンCのイオン導入!」というくらいメジャーなメニューらしいですが、そもそもイオン導入ってなに?という人も多いかもしれません。

 

簡単にいうと、肌に微弱の電流を流して肌バリアを一時的に低下させ、肌によい美容成分を浸透させることです。

 

古い角質は、ターンオーバーできちんと排出されないと肌表面に蓄積されて壁のようになり、いくら優れた美容成分を肌に塗っても奥まで浸透していきません。

 

イオン導入して美容成分を塗った肌と、そうでない肌を比べると、なんと50~100倍も浸透力が違うという説もあるほどです。

 

イオン導入は、ニキビ治療を行う専門クリニックでのメニューだけでなく、自宅で手軽にできるイオン導入器(美顔器)もありますが相場は数千円から数万円とピンキリです。

 

ビタミンC誘導体の化粧水などもドラッグストアで手に入るので、お財布事情と自分の肌に合った方法をじっくり考えてみるのがよいでしょう。

 

ニキビ改善の化粧水

配合成分で毎日ケアできる化粧水

 

洗顔後は、どんな肌質の人も多かれ少なかれ乾燥します。

 

ましてピーリングした後は、今まで積もっていた古い角質が取り除かれて未熟な肌がむき出しの状態になるので、すぐに化粧水で保湿して肌を保護してあげたいところ。

 

化粧水は数多くの種類がありますが、ニキビ肌を刺激しない抗炎症作用の有効成分や、肌バリア機能を高めてくれる成分が配合されているのが、ニキビ肌におすすめです。

 

高い浸透力をもつ化粧水を使えば、より早くニキビ肌の改善につながると言えるでしょう。

 

どんな肌質もニキビ要因の1つに肌の乾燥があるので、普段のお手入れで保湿を心掛けることが、ニキビ改善には大切です。

 

ニキビ改善に役立つ洗顔石鹸ランキング

ニキビの原因を取り除くには、洗顔のステップは欠かせません。

 

また、ニキビに選んでいるときはやはり“ニキビ有効成分”が配合された洗顔石鹸を選びたいですよね?

 

私が実際にニキビに悩んでいるときに使用している、イチオシの洗顔石鹸を紹介します!