もち肌とは?今からでも遅くない!もち肌になれる方法

 

“誰もが憧れる肌”の代表でもある、もち肌。

 

思わず触りたくなるあの赤ちゃん肌のような感触を目指すには、「高い化粧品を買って手入れをしなきゃ難しい」と思っていませんか?

 

手入れ次第で、もち肌は誰にでも手に入れられるもの。

 

憧れのもち肌になるためには、具体的にどうすればいいか順を追って紹介していきます。

 

 

もち肌とは

もち肌には何が必要なのか?

 

もち肌とは、つきたてのお餅のような、思わず触りたくなるしっとりとした手触りの肌のことです。

 

吸いつくような肌、とも言いますが、そんな肌になるためには何が必要なのか、紹介していきます。

 

もち肌のカギは、潤い、ハリ

もち肌のカギを握る肌の水分量とハリ感のグラフ

 

もち肌は思わず触りたくなるほどしっとりとしたお餅のような肌、と定義しましたが、もっと具体的に言えば、潤っていて弾力がある肌を指します。

 

つまりカギを握るのは、肌の水分量とハリ感

 

肌の水分量は、一般的な肌は角質層に30%~40%程度の水分を蓄えていて、年齢とともに水分量が減少していきます。

 

赤ちゃんの水分量が50%ほどにもなることを考えると、肌が健康になるのに欠かせない水分量が、年齢とともに減っていくのがわかりますね。

 

右肩下がりになっていく水分を少しでも減らさないように、外から水分保持を助けてあげつつ、水分を補う必要があります

 

潤いと同じく、もう1つ大事なもち肌要素であるハリ感ですが、ハリを作っているのは、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンです。

 

コラーゲンやエラスチンを生み出してくれているのは、肌の奥、真皮層にある線維芽細胞。

 

この線維芽細胞は、肌の真皮層に存在していて、コラーゲンなどを生み出すことは知られているところですが、古くなって肌にたまったコラーゲンやエラスチンを分解してくれる役割もあります。

 

線維芽細胞が常にあることで、きちんとコラーゲンやエラスチンの交換が行われて、肌のハリを保つことが出来るのですね。

 

肌の潤いと、ハリ感、つまり水分量の保持とコラーゲンやエラスチンの維持をどれだけできるかが、もち肌の条件です。

 

毛穴やシミも手入れを

毛穴汚れやシミのような肌トラブルがある場合は、その手入れも並行して行わないと完璧なもち肌とはいえない。

 

ハリや潤いをもち肌がつくれる、と言いましたが、それだけだとまだ完璧ではないです。

 

触りたくなるような肌は、ハリや潤いとともに、ツルツルとした見た目も同じくらい必要

 

いくらもちもちしていても、毛穴が大きく開いて汚れがたまっている、シミがあると触りたいという欲求からは遠ざかってしまいますから、完璧なもち肌とは言えなくなってしまいますよね。

 

毛穴汚れやシミがある場合は、その手入れも並行して行うことで、よりベストなもち肌を目指せます。

 

 

もち肌になるためのスキンケア

もち肌になるためには、潤いとハリ感が必要だということがわかりましたが、実はもち肌になるためのマストスキンケアは、普段から心がけることが出来る簡単なもの

 

具体的にどのようなスキンケアをしたらいいのか、ここで詳しく紹介していきます。

 

皮脂を落としすぎない

ゴシゴシ洗顔をすると皮脂を落としすぎてしまい、保湿成分まで落としてしまうから注意

 

私たちの肌をうっすらと覆っている皮脂膜は、汗や皮脂など肌から出るものが混ざってできていて、保湿クリームのような役割をすることから、保湿の重要な要素として数えられています。

 

外部刺激を受けやすく、酸化しやすいので適度に落とすことが重要ですが、落としすぎると肌を傷つけてしまい、新たに皮脂膜を作るのが遅くなってしまって肌への悪影響に

 

潤いがある肌を保ち続けるためには、皮脂を落としすぎない、ということがコツです。

 

たっぷり保湿

肌の保湿を保つためセラミドなどの肌の水分を保持できる水分をとるようにしましょう。

 

もち肌維持のためには、とにもかくにも、まずは潤いを補うことが第一。

 

肌が乾燥していては、角質がめくれて触り心地の悪い肌になってしまいますから、到底もち肌とは言えなくなります。

 

もち肌に近づくため、肌の水分を保持出来る成分としては、以下のようなものがあります。

 

・セラミド

・ヒアルロン酸

・コラーゲン

・エラスチン

 

中でも、水分を挟み込みながら保持するセラミドは最強の保湿成分として名高く、オールインワン化粧品にも配合されていることが多いです。

 

他にも、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンに関しては湿度によって水分保持量が変化することがないので、乾燥する冬場の使用にもおすすめです。

 

肌の乾燥度合いに応じて、入っている保湿成分を変えるといいですね。

 

適度な油分も補ってあげる

もち肌を保つため、水分だけなく、肌のバリア機能の低下を防ぎ、肌の水分の蒸発を防ぐ適度な油分を補うようにしましょう。

 

いくらもち肌に水分が大事とはいえ、水分だけたっぷり補っても、水分が逃げやすい肌だと意味がありません。

 

水分が逃げやすい肌、というのは、肌の表面の皮脂膜が弱い、乾燥した肌ということ。

 

水分を補うとともに、適度にクリームやジェルなどで疑似的な皮脂膜を作り、本来の皮脂膜のサポートをすることが大事

 

適度な油分を補い、皮脂膜の働きを助けることで結果的に肌のバリア機能の低下を防ぎ、結果的に肌の水分の蒸発を防ぐことができます。

 

 

もち肌維持はオールインワン化粧品で!

ライン使いより、オールインワン化粧品の方がもち肌の維持が簡単。

 

もち肌は適度な油分や水分を補い、皮脂を落としすぎないことで保たれていきますが、通常ライン使いより、オールインワン化粧品だとよりもち肌の維持が簡単になります

 

なぜもち肌維持にオールインワンがおすすめなのか、その理由を紹介していきますね。

 

1つで済むから肌を擦らない

オールインワン化粧品はライン使いに比べ1つで済むから肌の摩擦が少ない

 

もち肌の大敵の1つは乾燥ですが、その乾燥を作っている一因となっているのが、毎日行われる洗顔。

 

意外かもしれませんが、よく考えてみると洗顔で擦るたび、肌と手の間に摩擦が出来ますから、少なからずその分肌を傷つけてしまっていることがわかります。

 

さらに、洗顔が終わると化粧水、美容液、乳液…と、肌を擦る回数はどんどん増えていきます。

 

ライン使いで、エイジングケアなどのスペシャルケアをしている場合は、もっと肌を擦っている回数が多くなるかもしれません。

 

その点、オールインワン化粧品であれば、ライン使いよりも肌を擦る回数が少なくなるため、肌への負担が最小限で済みます。

 

オールインワン化粧品は非常に経済的ですが、肌を痛めない、という点でもコスパがいいと言えますね。

 

もち肌に必要な美容成分がそろっている

オールインワン化粧品にはハリ・保湿に対応した必要な美容成分が入っているのでもち肌によい

 

私たちが保湿やハリ対策をしようとすると、化粧水でたっぷり保湿をして、美容液や乳液でハリを補って…というように、ライン使いを前提に考えてしまいがちですよね。

 

ですが、年齢が上がれば上がるほど、ライン使いは経済的にも負担になってきますし、肌にも摩擦がかかってしまいます

 

その点、オールインワン化粧品には、保湿成分であるセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸の他、肌に必要な水分、肌の生成に欠かせないビタミンCなどが十分に含まれていることが多いです。

 

もちろん商品にもよるのですが、ハリや保湿を目当てにするなら、オールインワン化粧品でも十分。

 

多少高めでも、ライン使いよりずっと経済的にお得なので、試す価値アリではないでしょうか!

 

 

もち肌になるためのOK習慣、NG習慣

もち肌を手にいれるなら化粧品だけでなく、生活習慣も大事になってきます。

 

ハリも潤いもあるもち肌になるためには、外部から潤いを取っただけでは解決しないことがほとんど。

 

いくら外から補っても、もち肌が損なわれるような生活習慣をしていては意味がありません。

 

大事なのは、化粧品などの外部から取った水分をきちんと保持できるような、肌にいい生活習慣を手に入れること

 

具体的にどのようにすればいいのか、もち肌を手に入れるために、ぜひ心がけていきたいOK習慣と、もち肌を損なわせるNG習慣について紹介します。

 

OK習慣

栄養バランスのいい食事をとる

もち肌を作るには栄養バランスのいい食事が大切で肌の最高の栄養源になります。

 

体は自分が食べたものでできています。

 

実際肌の原料になっているのはたんぱく質ですし、丈夫な皮膚に欠かせないビタミンCや、栄養を取り込む腸の掃除をしてくれる食物繊維なども欠かせません。

 

偏らない栄養バランスのいい食事は、肌の最高の栄養源

 

仕事や家事があると毎日は厳しいかもしれませんが、出来るだけバランスのいい食事を習慣化してもち肌を目指しましょう。

 

息抜き、リラックス時間を取る

心理的な要因のストレスも肌に影響するので息抜きやリラックスする時間をとりましょう!

 

肌にとってのストレスには、紫外線や大気汚染などの外部ストレスと、心理的な要因からくつ内部ストレスと2つあります。

 

どちらにしても、ストレスを受けると体が何とかストレスを追い出そうとして、活性酸素が体の中で過剰に発生します。

 

通常なら活性酸素は悪さをしないのですが、大量に体の中に発生してしまうと、肌の細胞を傷つけ、酸化させることによって必要以上に肌を攻撃。

 

そうなると、メラニンが大量に作られてシミになり、シワやたるみができやすい肌になってしまいます

 

ストレスが肌に及ぼす影響は少なくないことを覚えておき、リラックス時間を定期的に取るようにしましょう。

 

NG習慣

熱いお湯でゴシゴシと擦る洗顔

ゴシゴシ洗顔は肌を守るバリア機能を弱くしてしまうので気を付けましょう!

 

肌の表面には皮脂膜という薄い膜のようなものがあり、その膜が紫外線などから肌を守っています。

 

熱いお湯を使ってしまうと、その皮脂膜が必要以上に流れてしまって、肌を守るバリア機能が一時的に弱くなってしまいます

 

肌をキレイにして、バリア機能をより高めるために洗顔をしているはずですから、これでは本末転倒になってしまいますよね。

 

肌のバリア機能を維持しもち肌になるためにも、顔を洗う時は38~39度のぬるめのお湯で、ゴシゴシ擦るのではなくさっと流すのがコツです。

 

喫煙している

もち肌を目指すには喫煙習慣を止めた方がよい

 

タバコは肌に良くないという話を一度は聞いたことがあるかもしれませんが、喫煙習慣を続けることで「スモーカーズフェイス」という顔つきになりやすいです

 

スモーカーズフェイスの特徴は、たとえば以下のようなもの。

 

・目尻や口の周りの小じわ

・乾燥した唇

・くすんだ肌

・歯の変色

・口臭

 

こういった症状が肌や体に現れてくると、実際の年齢より老けてみられることが多くなりますので、当然もち肌からは遠ざかります。

 

加えて、タバコに入っているニコチンは肌の生成などに欠かせないビタミンCを破壊する作用があるので、コラーゲンなどが作りにくくなってしまいます。

 

もち肌を目指すのであれば、喫煙習慣は止めた方がいいですね。

 

睡眠不足

肌のターンオーバーが正しいサイクルで行われるようにきちんと睡眠をとりましょう!

 

もち肌に睡眠は関係なさそうですが、もともと睡眠と肌質は密接にかかわりあっています。

 

22時から夜中の2時が「肌のゴールデンタイム」と呼ばれていることは有名ですが、私たちの肌は熟睡しているときに古い細胞が新しい細胞に生まれ変わる準備をしています

 

最近の研究によると、成長ホルモンが肌の生まれ変わりを手助けしてくれることがわかっており、分泌が行われるのは、入眠後2~3時間の間。

 

ぐっすり熟睡することは、ストレスや体調を整えるだけではなく、肌のことを考えても大切な要素になっているのですね。

 

きちんと睡眠をとらないと、肌のターンオーバーが正しいサイクルでされませんし、肌のターンオーバーが遅れると、古い細胞がどんどんたまってきてしまいますから、思わず触りたくなるもち肌とは縁遠くなります。

 

出来る限りの早寝を心がけて、もち肌を手に入れる習慣を作りたいですね。

 

もち肌とは思わず触りたくなる赤ちゃんのような肌で、そのためには潤いとハリが同時に満たされることが必要だとわかりました。

 

セラミドなどの保湿成分を補いながらもち肌にイイ習慣を続けていくとともに、必要な保湿成分や美容成分が一度で補給できる、オールインワン化粧品を試してみてはいかがでしょうか。