こんにちは 美香(@sekkenmania )です。
オールインワン化粧品でシミやそばかすのケアに本気で取り組もうとしている人の中には、美白力が高いことで人気の「シミトリー」「シミウス」「シズカゲル」の違いを知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
商品のメリットは公式サイトにズラっと書いてあって違いがわかりやすいですが、デメリットの違いも知っておかないと安心できませんよね。
そこで今回は、美白オールインワン化粧品の中からシミトリー、シミウス、シズカゲルのデメリットを徹底比較したうえで、スキンケアアドバイザーの私が、客観的におすすめできる商品を厳選していきます!
目次
シミトリー・シミウス・シズカゲルのデメリット比較
シミトリー | シミウス | シズカゲル | |
美白作用 | △ | ||
保湿力 | △ | ||
即効性 | × | × | × |
ケアの手間 | × | ||
コスパ | △ |
上の表では、シミトリー、シミウス、シズカゲルを比較していくために、それぞれのデメリットを一覧にしてみました。
見えてきたのは、一番デメリットが少なくおすすめできるのはシミトリーという結果。
でも、美白効果が高いといわれているシミウスの「美白効果」が「×」だったり、すべての商品で「即効性」が「×」だったり、結果の前に気になることが多かった人もいるかもしれません。
そこで今回は、「美白作用」「保湿力」「即効性」「ケアの手間」「コスパ」の5つの項目におけるデメリットの目立つアイテムについて、その理由を配合成分や採用技術などのから一つずつ深掘解説していきます。
デメリット比較の前に、商品の価格や成分、効果などの基本情報を比べてみたい人はこちらの記事をご確認ください。
シミトリーとシミウス。どちらも美白ケアに特化したオールインワンジェルですが、実際に購入するとしたらどっちがいいのでしょうか?今回はシミトリーとシミウスをあらゆる面から比較してみました!
デメリット1.美白作用が物足りないのはシミウス
美白オールインワン選びでいちばん気になる美白効果を比較してみると、シミウスの美白成分にはデメリットがあることがわかりました。
「シミウス」という名前からついついシミに対する効果に期待値があがってしまいますが、実はシミトリーやシズカゲルと比べると作用の幅が広くはありません。
というのも、シミウスに配合されている美白有効成分「プラセンタエキス」は、シミやそばかすの原因となるメラニンに対する作用が、抑制、排出にとどまっているから。
美白成分でできるメラニン対策は、抑制、排出、還元の3つですが、プラセンタエキスには還元作用がないのです。
メラニン抑制、排出、還元作用の役割
◎抑制:肌がメラニンを生成するのを抑制(予防)する
◎排出:ターンオーバー(新陳代謝)によるメラニン排出を促進する
◎還元:メラニンを色素になる前の段階に引き戻す
美白成分として単体で見ると、「力不足」というほど効果が低いわけではありませんが、今回はシミトリーとシズカゲルと比較した結果として、「物足りない」と表現してみました。
シミトリーとシズカゲルならメラニン抑制・排出・還元までこなす
シミトリーとシズカゲルは、「アルブチン」と「ビタミンC誘導体」という美白成分で、メラニンの抑制、排出、還元までをサポートします。
アルブチンは、メラニンを抑制する作用をもった美白有効成分。
ハイドロキノン誘導体ともよばれていて、その呼び名は医療現場でも使われている「ハイドロキノン」に似た構造であることに由来しています。
作用としてはハイドロキノンほど「強すぎる」効果はなく、副作用などの心配もいらない安全性の高い成分です。
シミトリーとシズカゲルに配合されている美白成分がアルブチンだけなら、シミウスのプラセンタエキスの作用が物足りないという評価にはならなかったかもしれません。
ですが、シミトリーとシズカゲルには、メラニンの抑制だけでなく排出、還元までこなすビタミンC誘導体が配合されています。
「ビタミンC」は、美白や抗酸化作用、皮脂抑制効果など、本来たくさんの美容効果をもった成分。
ですが、空気に触れると酸化しやすく、とても不安定な成分であることから、肌に浸透させるのが難しいという弱点があります。
そこで、肌の角質層にまで届いてビタミンCの美容効果を発揮させやすくするために用いられるのがビタミンC誘導体。
とくに美白に対する能力が高く、できてしまったメラニンをその前段階の物質に引き戻すことで肌に透明感を取り戻す役割をはたしてくれるのです。
美白成分まとめ
・プラセンタエキスの美白作用:メラニンの抑制・排出
・アルブチンの美白作用:メラニンの抑制
・ビタミンC誘導体の美白作用:メラニンの抑制・排出・還元
このことから、アルブチンとビタミンC誘導体がWでメラニンにはたらきかけるシミトリーとシズカゲルは、シミウスより美白効果の高いということができるのです。
デメリット2.保湿力が手薄なのはシミウス
美白オールインワンといっても、乾燥やハリ、弾力、毛穴、たるみケアにもつながる保湿力は高いものであってほしいですよね。
シミトリー、シミウス、シズカゲルを比較してみると、シミウスの保湿効果にはおしい点がありました。
シミウスには主な保湿成分として「ヒアルロン酸」と「コラーゲン」が配合されています。
ヒアルロン酸とコラーゲンは、肌の真皮層に存在しているハリや弾力を保つのに役立つ成分。
ですが、オールインワンに配合して肌に取り入れる場合には、真皮層にまで浸透できるわけではありません。
というのも、ヒアルロン酸やコラーゲンは分子サイズの大きな保湿成分だから。
そのため肌内部には浸透できないし、ハリや弾力を保つという本来の役割もはたせず、肌表面を保湿するのにとどまるのです。
シミウスには天然成分にも保湿作用があるものが配合されているものの、しっかり保湿しながら潤い肌を目指すには少し手薄だといえるでしょう。
シミトリーとシズカゲルの保湿成分は角質層に浸透しやすい
シミウスに対してシミトリーとシズカゲルの保湿成分には、肌の角質層にまで浸透しやすいセラミドが配合されています。
セラミドは、肌内部で水分をはさみこんで蒸発するのを防ぐ役割をしてくれている保湿成分。
肌の外側からも取り入れやすいので、その保湿力やバリア機能を高める効果を実感しやすいでしょう。
さらに、シミトリーとシズカゲルは肌と同じように油分と水分を繰り返すミルフィーユ状の保湿構造(ラメラ構造)をとりいれた「球状ラメラ構造」を採用しているため、より潤いを届けやすいつくりになっています。
球状ラメラ構造をつかった独自技術
シミトリー:ラメラ・シンクロム
シズカゲル:モイストキープエマルション処方
そして、シミトリーとシズカゲルに配合されている天然成分はすべて保湿機能を備えている点も、保湿力の高さをものがたっていますよね。
デメリット3.シミトリー・シミウス・シズカゲルとも即効性なし
アットコスメやamazonなどでシミトリー、シミウス、シズカゲルの口コミ評価を調査してみると、どのオールインワンも1週間では効果が出ないという悪いレビューがありました。
ですが、実は「すぐに効果が出ない」という評判があるのはあたりまえ。
保湿や美白ケアは、効果を発揮するのに時間がかかるものなのです。
その理由は、美容成分の多くが肌の新陳代謝であるターンオーバーや、水分蒸発や外部刺激から肌を守るバリア機能を改善することで効果を発揮していくから。
20代の健康的な肌では、約28日でターンオーバーを繰り返すのが理想だといわれています。
ただし年齢を重ねるたびにターンオーバーは遅れ、40代では40~50日ほどかかるように……。
そのため、ターンオーバーとともに行われているメラニン排出を実感するためには、どんな化粧品でも少なくとも1~3か月程度かかるのです。
メラニン排出に限らず、乾燥肌の改善にかかせないバリア機能を整えるのにも時間はかかります。
結論として、悪い口コミで見かける「すぐに効果が出ない」というデメリットの対処法は、「時間をかけてじっくり取り組む」こと。
悩んでいるからこそ早く効果を実感したいと思うのも当然ですが、どんな化粧品でも効果を得るのには時間がかかると知っていれば、焦らずじっくり肌悩みケアに取り組めますよ。
デメリット4.オールインワンなのにケアに手間がかかるのがシミウス
オールインワン化粧品といえば、ワンステップでお手入れが完了できるのが魅力ですが、シミウスにはちょっとした面倒くささがあります。
シミウスで採用している「ダブルクリスタル製法」は、ゲルを使って肌をマッサージしたときに、摩擦が起きて肌を傷つけてしまうのを防ぐための独自技術。
内側に美容成分、外側にマッサージジェルという2層構造のテクスチャーをしていて、美容成分をしっかり肌内部に届けるためにマッサージするのが大前提となっています。
そのため「マッサージジェルにもなるオールインワン」というメリットが叶ったかわりに、美容効果をより高めるためにはマッサージが必要という面倒くささがうまれたわけです。
オールインワンに手軽さを求めているのであれば、シミウスはあまりおすすめできません。
シミトリーはマッサージしなくても同等の効果を得られる
「でもシミウスのマッサージ効果は魅力的だし……」と思った人に、よりおすすめできるのがシミトリーです。
シミトリーは、マッサージジェルとしても使えるオールインワンジェルですが、マッサージ効果を得るために実際に顔をマッサージする必要はありません。
「どういうこと?」と、不思議な気持ちになりますよね。
これは、シミトリーに配合されているフラバンジェノールという美容成分のおかげ。
医学誌にも論文が掲載されたフラバンジェノールは美容業界でも注目の成分で、さまざまな美容効果が期待できます。
中でも血行促進効果は、顔を実際にマッサージしたのと同等の効果をもたらしてくれるのです。
フラバンジェノールのさまざまな美容効果
・抗酸化作用:シミ、そばかす、シワ、たるみ、ニキビ、肌荒れの原因「活性酸素」の除去
・保湿:乾燥、毛穴トラブルを予防
・血行促進作用:くま、くすみを予防
マッサージの手間がなくてもマッサージ効果や多くの美容効果が得られるシミトリーなら、面倒な思いをすることなくオールインワンの手軽さを感じられるでしょう。
デメリット5.機能が少ないコスパ低めのオールインワンはシズカゲル
シミトリー、シミウス、シズカゲルの中で、もっともコスパの満足度が低くなりそうなのがシズカゲル。
シズカゲルは定期購入すればシミトリーやシミウスと比べて若干価格が安くなっているので、「むしろコスパがいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
ですが、オールインワンとしての機能を確認してみると、シズカゲルでカバーできるのは化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの5役とオールインワンとしてはちょっと物足りない印象。
アイクリームやマッサージジェルとしての効果も得たい人は、シズカゲルのほかにアイテムをそろえる必要があり、トータルで考えるとコストがかかってしまうのです。
アイクリームやマッサージジェル、美容液などをそろえていくと、せっかくオールインワンにしたのに結局高くついてしまった、なんていうことにもなりかねません。
シミトリーとシミウスは多機能でコスパ抜群
では、シミトリーとシミウスの役割についても確認してみましょう。
シミトリーの役割
美白美容液、美白化粧水、乳液、美白クリーム、化粧下地、アイクリーム、パック、マッサージジェル、保湿
シミウスの役割
美容液、化粧水、乳液、クリーム、化粧下地、アイクリーム、パック、マッサージ、保湿、美白
シミトリーとシミウスはオールインワンの中でも多機能で、多くのスキンケアを1ステップで実現できます。
すべてのアイテムを買いそろえることを考えると、コスパの高さに満足できるのではないでしょうか。
デメリット比較の結果一番おすすめなのはシミトリー
シミトリー、シミウス、シズカゲルのデメリットを確認してみた結果、美白効果や保湿力、手軽さ、コスパでおすすめできるのはシミトリー。
シミトリーは、シミウスやシズカゲルのデメリットをメリットで上手にカバーしているという印象です。
アルブチンやビタミンC誘導体、セラミド、フラバンジェノールなどの優秀な美肌成分で、しっかり肌を整えながら、簡単にスキンケアできるのです。
各オールインワンジェルの基本情報
以下に、シミトリー、シミウス、シズカゲルの価格や定期コース情報、保証や解約について簡単にまとめました。
シミトリーの基本情報
販売元:株式会社フォーマルクライン(東洋新薬グループ)
医薬部外品/薬用:◎
内容量:60g
通常価格:4,980円(税抜)
初回特別価格:3,685円(税抜)
定期価格:3,981円(税抜)
送料:無料
全額返金保証:14日間
定期解約:解約回数に制限なし
備考:7つの無添加で敏感肌にもやさしい
シミウスの基本情報
シミウスの基本情報
販売元:メビウス製薬
内容量:60g
医薬部外品/薬用:◎
通常価格:4,743円(税抜)
初回特別価格:3,795円(税抜)
定期価格:3,795円(税抜)
送料:無料
全額返金保証:30日間
定期解約:解約回数に制限なし
備考:全額返金保証期間が長いのでお試し感覚ではじめやすい
シズカゲルの基本情報
シズカゲルの基本情報
販売元:株式会社シズカニューヨーク
医薬部外品/薬用:◎
内容量:60g
通常価格:4,980円(税込)
初回特別価格:2,980円(税込)
定期価格:2,980円(税込)
送料:無料
全額返金保証:30日間
定期解約:解約回数に制限なし
備考:チューブタイプなのが特長
シミトリー、シミウス、シズカゲルのデメリットを比較しながら、どの商品を購入するのが一番おすすめなのかを分析してきました。
ここでは答えとしてシミトリーを選びましたが、まだ迷っているという人も、ぜひデメリット情報を参考にして自分にあったオールインワンを選んでみてくださいね。
【肌トラブル、ひとりで悩まないでください!】
コメントには、自由なご意見をお待ちしております。
もし肌トラブルに悩んでいる方で、「より詳細な話を聞いてみたい。」というのであれば、ぜひお聞かせください。
以下はスキンケアアドバイザーとして、意見を求められたときにお聞きしていることです。
もちろん全てに回答していただく必要はありませんが、現状を知ることでより的確なアドバイスができるかもしれません。
質問事項
①悩んでいる肌トラブルは何ですか?
②目標(いつまでに、どうなりたい)
③いつから悩んでいるか?そのきっかけはあるか?
④ポイントメイク落とし
使用している商品、お手入れの強さ、コットンの使用有無など
⑤クレンジング方法
使用している商品、お手入れの強さや時間、洗う順序
⑥洗顔方法
使用している商品、お手入れの強さや時間、洗う順序
⑦化粧水
使用している商品、量、お手入れ方法(コットンやハンドプレス)
⑧美容液・乳液・クリーム
使用している商品、量
⑨日焼け止め
使用している商品、SPF、PA、量
⑩朝と夜のスキンケア
朝と夜のスキンケアで異なる点があれば
⑪ライフスタイル
・睡眠
・ストレス有無
・生活環境(冷房の有無・窓際での活動など)
・水分補給
・便通
・嗜好品(お酒や喫煙など)
・外での活動時間
・病歴
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