プラセンタ化粧品には興味あるけど、安全性は大丈夫なの?
でも本気でキレイになりたいなら、プラセンタは必要とも聞くし…。
美意識の高い、美しい大人女性に人気の「プラセンタ」を調べると、「えっ!原料が胎盤?!」と驚かれた人も多いのではないでしょうか。
でも、その胎盤から抽出したエキスが年齢肌の悩みを本当に解決して、透明感あるプルプル弾力肌に導いてくれるなら、トライする価値がありそうですよね!
ここでは、プラセンタの安全性や美容効果について知ってもらい、イチ推しのプラセンタ配合のおすすめ商品を紹介します。
プラセンタ配合オールインワンランキング
口コミで高評価のプラセンタ配合オールインワン化粧品の中から、スキンケアアドバイザー視点で「これはおすすめしたい!」と思う商品をランキングにしています。
メディプラスゲル
植物のプラセンタエキスが入ったオールインワンジェル化粧品です。
他のプラセンタ入りオールインワン化粧品と異なるのは、動物由来のプラセンタではなく、植物の種を支える胎座(たいざ)から抽出している点。
メディプラスゲルの特徴は、24時潤いを持続する美容にこだわり、乾燥して固くなった肌をやわらかくして、植物性プラセンタやセラミドなど豊富な美容成分を角質で包み込みます。
植物由来のプラセンタは安全性が高く、はじめてオールインワン化粧品を使用する人や「動物プラセンタは苦手」という女性におすすめです。
メルライン
慢性的な大人ニキビで悩む人に必須成分の、馬プラセンタエキスが入ったオールインワンジェル。
馬プラセンタは豚と同じ作用をもちますが、効能や安全性の面では秀でていると言われ、さらに高濃度で純度が高いです。
メルラインの特徴は、大人ニキビ改善に着目し、潤い力、美白効果、抗炎症にこだわっている点。
メルラインが目指す美容効果すべてに、馬プラセンタ成分は、本当に優れたはたらきをしてくれるでしょう。
プラセンタ配合商品が選ばれるワケ
忙しく、疲れていても「透明感ある若々しい素肌美」へ導いてくれるプラセンタ。
その魅力とプラセンタを引き立てるオールイワン化粧品の機能についてお話しします。
やみつきになるプラセンタの魅力とは
プラセンタは「キレイになりたい」女性にとって魔法のようなアイテムです。
「不思議な力がある」と直感的に信じる人は昔から多く、そのワケは、自然界で出産後の哺乳類たちが自分の胎盤を本能的に食べて、自然治癒力をあげることにありました。
プラセンタを人に使用しはじめたのは、この自然治癒力に注目した昔の人々が、胎盤に秘めた力を不老長寿の妙薬や医薬品としてつかいはじめたのがきっかけです。
組織再生力や代謝促進作用がわかるにつれ、近年はエイジング成分として配合されるようになりました。
プラセンタ(胎盤)について
化粧品だけではなく健康食品(サプリメント含む)や医療として取り扱われるようになったプラセンタですが、原液が人に使用されることはありません。
また、感染症やアレルギーに注意して、原料から製品になる工程は慎重に取り扱いされます。
プラセンタとプラセンタエキスは違う
プラセンタ(胎盤)は生もの固形物、私たちが化粧品に使用するのはプラセンタエキスといって、プラセンタから抽出した安全なエキスです。
製造工程は、原料のプラセンタを洗浄して、血を取り除き、エキスを抽出。
殺菌や濾過で不純物や微生物を排除後、純度の高いプラセンタエキスを生成します。
プラセンタの除血・洗浄 → プラセンタエキス抽出 → 不純物除去 → 化粧品
抽出方法は、効能・効果を左右するもっとも重要な工程で、「加水分解法」や「酵素分解法」など10種類以上あり、各メーカーにより方法が異なります。
感染症やアレルギーの安全性を確認してから化粧品になるのが一般的で、この工程で、水分を飛ばして粉末にしたものがサプリメントです。
化粧品としてのプラセンタ
プラセンタ商品は、「化粧品・健康食品・医薬品」として通販やドラッグストア、クリニックで手に入れることができます。
その内、基礎化粧品に使用されるプラセンタは、美肌やアンチエイジング目的で配合され、浸透力は皮膚から取り込んで角質まで。
毎日のスキンケアで肌の変化を実感し、年齢肌や肌トラブル改善に役立ちます。
どんなに忙しくても美肌をキープ
年齢サイン対策に効果があり、美肌に導いてくれるプラセンタを、効率よく、効果的に肌に取り込むには商品選びが大切です。
でも、数あるプラセンタ配合の商品で、自分に合うものを見つけるのって難しいですよね。
スキンケアアドバイザーとしては、オールインワン化粧品の「使い勝手のよさ」がおすすめで、「手抜きケア(※)でも、しっかりスキンケアができて美肌になる!」という、忙しい現代女性の要望に応えているところを評価しています。
※1本で基礎化粧品のほとんどの役割をこなす高性能なアイテム
たった1本で肌悩みを集中ケア
若いころには悩んだことのない、しみやシワ、肌の乾燥は年齢サインで、改善しにくいトラブルです。
オールイワン化粧品の否定的なイメージとしては、「たくさんの美容成分が配合する分、1つの配合量は極少量で、乾燥肌やシミ、シワなどの集中ケアに向いてないのでは?」というもの。
しかし、そういう心配はありません!
成分と成分の相乗効果や濃度、純度も大切な効能・効果を発揮する要素で、一概に配合量で測れない部分もあります。
成分表示をチェックしてみると、保湿に加え、美白やニキビなど肌悩みのトータルケアができるように商品開発されているのがオールインワン商品だと気付くでしょう。
ただし一点集中ケアをしたいのなら、厚生労働省承認の美白有効成分が入っている「医薬部外品」のほうが、シミくすみケアといった悩みの改善に対して、満足感が得られるでしょう。
【代表的な有効美白成分 厚生労働省】
プラセンタ/ビタミンC誘導体/アルブチン/ルシノール/カモミラET/トラネキサム酸/リノール酸/t-シクロアミノ酸誘導体/エラグ酸
手放せない、毎日使える手ごろな価格
プラセンタ配合の化粧品は高価な傾向ですが、製造や広告面でのコストが抑えられるオールインワン化粧品になって、購入しやすい価格になりました。
オールイワン化粧品が手ごろな価格で提供できるワケは、1本なのでコストがかさばらずにすむから。
加えて、化粧水や美容液、クリームを全部そろえるライン使いに比べて、オールインワン化粧品は1つで済むのでコスパがよいです。
美容効果の高いプラセンタを賢くスキンケアに取り入れるなら、コストパフォーマンスの優れたオールインワン化粧品を検討してみてはいかがでしょうか。
プラセンタの種類と特徴
プラセンタエキスは6種類あり、それは哺乳類(ブタ・ウマ・ヒツジ・ヒト)と哺乳類ではない(植物・魚)です。
厳密にいえば、哺乳類(動物・ヒト)以外は本当のプラセンタではありませんが、化粧品原料には植物性プラセンタ(胎座)と海洋性プラセンタ(卵巣膜)が使用されています。
プラセンタの種類と特徴
哺乳類VS植物と海のプラセンタのもっとも異なる点は、哺乳類だけが成長因子(グロースファクター)を含んでいて、植物や海のプラセンタは含んでいないこと。
成長因子とは、神経や細胞を修復・活性化する、老化現象を防ぐための大切な要素です。
ここでは、アンチエイジングに期待される成長因子の効果は、「動物性のプラセンタだけ」というのを抑えておきましょう。
【プラセンタの種類と特徴】
プラセンタ | 原産国 安全性 | 特徴 |
豚 | 日本 ★★★ | 大量生産が可能で安価。 |
馬 | 日本 ★★★★ | サラブレッドから抽出した高級品で効果大! |
羊 | オーストラリア ★★★ | 羊産国のお土産が多く、国内流通は少ない。 |
ヒト | 日本 ★★★★★ | 特定生物由来製品として医療機関のみ提供可能。 |
植物 ・大豆 ・麦 | 日本 ★★★ | 成長因子は含まないが、アミノ酸やビタミンが豊富で、動物プラセンタが苦手な人にはおすすめ。 |
海洋性 ・鮭 | 日本 ★★★ | 成長因子は含ないが、アミノ酸の中でも、保湿成分エラスチンが豊富。 |
(安全性 普通★★★ 高い★★★★ 非常に高い★★★★★)
プラセンタ化粧品の原料
化粧品で使用する動物プラセンタの原料(豚・馬・羊)について、さらに見ていきましょう。
豚や馬、羊の違いについて3つのポイントから説明します。
・価格
・安全性
・アミノ酸
豚由来
豚そのものは繁殖力が強いので、馬に比べると原料のコストは安いです。
無菌環境で育っているわけではありませんが、SPF豚といって特別な環境で健康に育った国産豚のプラセンタを使用するので、原料としては信頼できるでしょう。
アミノ酸含有量については、「馬の方が優れている」、「馬も豚も同じ」と専門家の意見がわかれるところですが、いずれにしても、豚プラセンタのアミノ酸は豊富で品質もいいですので、「安価で安全ならいい」という人には豚由来のプラセンタがおすすめです。
馬由来
馬の繁殖力は豚より弱く、血統管理や飼育環境が徹底しているので原料としての信頼度が高い反面、コストが高いです。
馬プラセンタは豚よりも、ターンオーバー促進に関わるアミノ酸成分が高濃度で、効果・効能も優れているという意見があります。
アミノ酸の量や種類にこだわりたい人、よい安全性を重視したい人は、馬プラセンタがおすすめです。
羊由来
ヨーロッパやオーストラリアで人気の高い羊プラセンタです。
ただ、日本においては、狂牛病問題以降、羊も発症するリスクがあるため生産していません。
美肌をつくるプラセンタの働きと効果
肌の原動力になるプラセンタのはたらきと肌への効果をみていきましょう!
プラセンタのはたらき
プラセンタのはたらきは4つです。
・細胞の活性化と再生。
・免疫力アップ。
・細胞再生や内分泌のコントロール。
・人間の体に必要な150種類以上の栄養素を届ける。
自分で病気や怪我を治そうとする「自然治癒力」や「恒常性維持機能(身体を安定した状態に保とうとする)」を強化してくれる・・・、それがプラセンタです。
お肌を根本から活性化するプラセンタエキスは、角質層に浸透し、保湿やシミ抑制作用とシミ排出作用に効果、ターンオーバーを正常化するはたらきがあります。
うるおいアップで乾燥小じわケア
プラセンタ効果の1つ目は、角質内の水分力をアップさせ、うるおい肌に戻します。
30歳をすぎると、肌のキメが荒くなり、乾燥小ジワが気になりますよね。
それは、角質層にあるお肌のうるおいをたもつNMF(天然保湿成分)が減って、徐々に角質内の水分保持力が低下するから。
プラセンタに含まれるアミノ酸は、角質層のNMF生成を促して肌内部で水分を抱えやすくして、ハリツヤを取り戻し、乾燥知らずの潤い肌へ導きます。
美白効果でシミを改善
プラセンタ効果の2つ目は、シミの原因になるメラニンを除去して、肌を明るくすること。
シミとなるメラニン色素を作りだす酵素(チロシン・チロシナーゼ)の活動場所は、角質層よりさらに奥の基底層。
一方、プラセンタは角質層までしか浸透できないので、「それなのにどうしてシミに効果があるの?」と思われるかもしれません。
しかし、角質層までしか浸透しないプラセンタに美白効果があると言われるは、それでも十分なはたらき(以下参照)ができるからです。
【プラセンタのシミを消す(予防)アプローチ法】
1.メラニンを生み出す酵素の生成を抑制する。
2.メラニン色素を生成する酵素の活動を阻害して、メラニンの活性化を防ぐ。
3.メラニン色素の排出を促す。
ただし、あくまで排出のサポートとシミの予防なので、シミの完全な消失はできず、今後の研究開発がまたれる分野です。
ここでは、プラセンタは角質層までしか浸透しないと紹介していますが、現在の化粧品技術では、ほとんどの美容成分の浸透性は同じです。
抗酸化作用で集中エイジングケア
プラセンタ効果の3つ目は、強力な抗酸化作用で、活性酸素を除去する老化予防。
肌老化の悩みといえば、「肌のくすみ・シミ(色素沈着)」と「たるみ・シワ」です。
この悩みの原因には、本来はウィルスや細菌などから身体を守る“活性酸素”が、過剰発生すると健康な皮膚細胞を攻撃し、肌老化につながるということ。
プラセンタに含まれる豊富なミネラルやビタミン類、活性ペプチドセブンは、老化の敵となる活性酸素の過剰発生を抑えてくれる作用があります。
ポーラ研究所の調査で、活性酸素は紫外線だけでなく、ストレスにより生成されると報告されています。
しかもストレスを感じているときに生成される活性酸素は、リラックスしている時と比べて約3倍にもなるそうです。
プラセンタはだいじょうぶ?副作用VS安全性
「プラセンタに関心はあるけれど、感染症や副作用は大丈夫なの?」という相談を受けることがあります。
自分の知らない成分に対して心配するのはよいことで、自分の肌を守るために知って知識を広げることはよいでしょう。
プラセンタの安全性を脅かす感染とアレルギー
プラセンタの2大副作用は、感染とアレルギー反応ですが、これらはプラセンタだけにおこる問題だけでなく、すべての食べ物や皮膚に触れる原料に通じる危険性です。
【2大副作用の原因と対策】
副作用 | 原因 | 対策 |
感染 | 細菌(大腸菌、黄色ブドウ球菌など) ウイルス(肝炎、脳炎) | 加熱、膜分離、薬剤、 |
アレルギー | タンパク質 細菌の死骸(内毒素) | アレルギーテスト、膜分離、薬剤 |
感染に関して、生ものを食べる時、お腹を壊さないように加熱殺菌して食べますよね。
プラセンタを取り扱う会社も、生もののプラセンタを取り扱うので、技術を駆使して消毒や殺菌など衛生管理を徹底します。
おかげで、これまで一度も感染の報告例はないので、わたしたちのもとに安全な商品が提供できていると安心してよいでしょう。
(未知のウィルスがいればゼロではありませんが…)。
アレルギーに関してもゼロではありませんので、プラセンタ配合のオールインワン化粧品を使用して、アレルギー反応(赤み)やかゆみ症状が出た場合は、一旦使用を止めて注意して様子をみましょう。
アレルギー体質や敏感肌の人の多くが、口コミサイトでプラセンタ配合の基礎化粧品を愛用していることからも、危険性はそんなに高くないのと考えます。
効きすぎても困る!美白の副作用
プラセンタ配合の化粧品の副作用を調べると、平成26年の厚生労働省により「50代女性、プラセンタエキスを使用して(メーカーは不明)白斑を生じたが、回復傾向」と報告されています。
「医薬部外品・化粧品による白斑等の副作用に関する対策について」
白斑(はくはん)とは、アレルギーや感染症ではなく、部分的に皮膚が白くなる症状です。
考えられることは、バリア機能が弱っているところから美白成分が浸透し、部分的にメラニンの生成を阻害したのでしょう。
皮膚は1枚の皮に見えますが、凹凸や薄い厚い部分など部位により、ずいぶん状態が違います。
たった1例の報告で、しかも回復傾向にあることを考えると、プラセンタは他の美白成分よりも安全性は高いと考えることができますが、もし使用しているときに「あれ?」と思うことがあれば一旦使用を中止しましょう。
自分のお肌をキレイにするからこそ、プラセンタの安全性や副作用を事前に知って、納得して購入しましょう!
プラセンタは優れた成分だからこそ、安全性や副作用もしっかり情報チェックしたいですね。
安心・安全なプラセンタ入りオールインワン化粧品で、美肌を取り戻しましょう!
【肌トラブル、ひとりで悩まないでください!】
コメントには、自由なご意見をお待ちしております。
もし肌トラブルに悩んでいる方で、「より詳細な話を聞いてみたい。」というのであれば、ぜひお聞かせください。
以下はスキンケアアドバイザーとして、意見を求められたときにお聞きしていることです。
もちろん全てに回答していただく必要はありませんが、現状を知ることでより的確なアドバイスができるかもしれません。
質問事項
①悩んでいる肌トラブルは何ですか?
②目標(いつまでに、どうなりたい)
③いつから悩んでいるか?そのきっかけはあるか?
④ポイントメイク落とし
使用している商品、お手入れの強さ、コットンの使用有無など
⑤クレンジング方法
使用している商品、お手入れの強さや時間、洗う順序
⑥洗顔方法
使用している商品、お手入れの強さや時間、洗う順序
⑦化粧水
使用している商品、量、お手入れ方法(コットンやハンドプレス)
⑧美容液・乳液・クリーム
使用している商品、量
⑨日焼け止め
使用している商品、SPF、PA、量
⑩朝と夜のスキンケア
朝と夜のスキンケアで異なる点があれば
⑪ライフスタイル
・睡眠
・ストレス有無
・生活環境(冷房の有無・窓際での活動など)
・水分補給
・便通
・嗜好品(お酒や喫煙など)
・外での活動時間
・病歴
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